保育士の過去問
平成25年(2013年)
子どもの食と栄養 問136
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問題
保育士試験 平成25年(2013年) 子どもの食と栄養 問136 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、保育所の食事に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、保育所の設備の基準として、調理室を設けることが定められている。
B 乳幼児期から、様々な食べ物の多くの味を経験できる食事を提供することが幅広い味覚を作り上げ、偏らない嗜好の形成を支援することになる。
C 保育所は、入所する子どもにとって1日の生活時間の大半を過ごすところであり、保育所における食事の意義は大きい。
D 「保育所保育指針」第5章「健康及び安全」の3「食育の推進」では、「保育所における食育は、健康な生活の基本としての『食を営む力』の育成に向け、その基礎を培うことを目標」とすることが示されている。
A 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、保育所の設備の基準として、調理室を設けることが定められている。
B 乳幼児期から、様々な食べ物の多くの味を経験できる食事を提供することが幅広い味覚を作り上げ、偏らない嗜好の形成を支援することになる。
C 保育所は、入所する子どもにとって1日の生活時間の大半を過ごすところであり、保育所における食事の意義は大きい。
D 「保育所保育指針」第5章「健康及び安全」の3「食育の推進」では、「保育所における食育は、健康な生活の基本としての『食を営む力』の育成に向け、その基礎を培うことを目標」とすることが示されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
A:昭和23年厚生省令第63号の「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」第11条によれば,『児童福祉施設において,入所している者に食事を提供するときは,当該児童福祉施設内で調理する方法(中略)により行わなければならない』とある.
B:偏食しない人間を形成するためには,乳幼児期から様々な食べ物を食べさせるべきである.
C:保育所では毎日幼児が昼食および間食をとる場所であるから,保育所における食事の意義は大きい事は自然に察することができる.
D:『厚生労働省告示第百四十一号』第5章3の『食育の推進』の項に,『保育所における食育は,健康な生活の基本としての「食を営む力」の育成に向け,その基礎を培うことを目標として(後略)』とある.
以上より,A~Dはすべて正しい.
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02
A ○
適切な記述です。
保育所には、調理室が設けられなければなりません。
B ○
適切な記述です。
乳幼児期の食経験は、その後にも大きな影響を与えます。
C ○
適切な記述です。
保育所では昼食、補食などの食事の時間が生活リズム形成の基本となります。
D ○
適切な記述です。
近年、保育所でも食に関する取り組みが積極的に進められています。
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03
A 適切です。調理室の設置は「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、保育所の設備の基準として、定められています。
B 適切です。乳幼児期から、様々な食べ物の多くの味を経験できる食事を提供することが幅広い味覚を作り上げ、偏らない嗜好の形成を支援することに繋がります。
C 保育所は、入所する子どもにとって1日の生活時間の大半を過ごすところです。そのため、保育所での給食やおやつの時間は子どもの生活の一部として大きな役割を担っています。
D 適切です。「保育所保育指針」第5章「健康及び安全」の3「食育の推進」では、「保育所における食育は、健康な生活の基本としての『食を営む力』の育成に向け、その基礎を培うことを目標」とすることが示されています。
※この問題は平成25年に出題されたもので、現在は保育所保育指針が改定されています。新保育所保育指針では、第3章の2に食育についての記載があります。
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