保育士の過去問
平成24年(2012年)
発達心理学 問43
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 発達心理学 問43 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【I群】の記述と【II群】の用語を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【I群】
A 新生児は足裏の外側面に刺激を受けると、足の親指が反り返ったり、他の4本の指が扇状に開いたりする。
B 新生児は仰向けに寝た状態で頭部を左右どちらかに向けると、顔を向けた側の上下肢を伸ばす。
C 新生児の手のひらの内側をそっと撫でると、新生児はそれをつかもうとするかのように手を握る。
D 新生児の寝ているベッドを強く叩いたりすると、新生児は両腕を広げて抱きつくような動きをする。
【II群】
ア モロー反射
イ バビンスキー反射
ウ 緊張性頸反射
エ 把握反射
【I群】
A 新生児は足裏の外側面に刺激を受けると、足の親指が反り返ったり、他の4本の指が扇状に開いたりする。
B 新生児は仰向けに寝た状態で頭部を左右どちらかに向けると、顔を向けた側の上下肢を伸ばす。
C 新生児の手のひらの内側をそっと撫でると、新生児はそれをつかもうとするかのように手を握る。
D 新生児の寝ているベッドを強く叩いたりすると、新生児は両腕を広げて抱きつくような動きをする。
【II群】
ア モロー反射
イ バビンスキー反射
ウ 緊張性頸反射
エ 把握反射
- Aア Bイ Cエ Dウ
- Aア Bエ Cウ Dイ
- Aイ Bア Cエ Dウ
- Aイ Bウ Cエ Dア
- Aウ Bイ Cエ Dア
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この過去問の解説 (4件)
01
A 新生児は足裏の外側面に刺激を受けると、足の親指が反り返ったり、他の4本の指が扇状に開いたりします。その反応を『バビンスキー反射』と言います。
B 新生児は仰向けに寝た状態で頭部を左右どちらかに向けると、顔を向けた側の上下肢を伸ばす仕草をします。これを『緊張性頸反射』と言います。
C 新生児の手のひらの内側をそっと撫でると、新生児はそれをつかもうとするかのように手を握るという反応を見せます。これを『把握反射』と言います。
D 新生児の寝ているベッドを強く叩いたりすると、新生児は両腕を広げて抱きつくような動きをします。これを『モロー反射』と言います。
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02
これらは生後2~4か月までに見られる反射で『原始反射』といいます。
赤ちゃんが最低限生きるために必要な反射とも言われています。
他にも
口の中に小指を入れると吸う『吸綴(きゅうてつ)反射』
赤ちゃんの上下の唇・左右の口角を触れると口を開き頭を刺激側に向ける『追っかけ反射』
などがあります。
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03
中でも、大きな音などをさせるとバンザイから抱きつくような反射をみせる「モロー反射」は最も特徴的な原始反射です。
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04
原始反射に関する問題です。
「原始反射」は新生児に見られる反射のことで、生きるために必要な反射であるといわれています。
この他に、
「足踏み反射」
(新生児を支えながら両足で立たせるようとすると、足を右左交互に出して歩くような動きをする)
「吸啜反射」
(口の中にものが入ったときに吸おうとする)
「対称性緊張性頸反射」
(四つん這いになったときに、頭を上げると腕が伸びて足が曲がり、頭を下げると腕が曲がって足が伸びる)
「パラシュート反射」
(うつ伏せの状態で抱き上げ、頭を下にした状態で下降させると、手を広げて身体を支えようとする)
などがあります。
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