保育士の過去問
平成24年(2012年)
発達心理学 問44

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問題

保育士試験 平成24年(2012年) 発達心理学 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、ごっこ遊びを支える幼児の認知的能力として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 他者のふりを理解することができる。
B 役割や約束事を理解することができる。
C 出来事の順序についての知識(スクリプト)を獲得している。
D 自他のイメージが必ずしも同じでないことを理解することができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

ままごとなどのごっこ遊びは3歳頃から見られるようになります。初めは平行遊びのようなものも、成長と共に子ども同士の関わりが見られるようになり、他者の「ふり」が理解できるようになったり、ルールを決めたりしながら、遊びを展開させていくようになります。また、出来事の順序についての知識(スクリプト)を獲得していたり、自他のイメージが必ずしも同じでないことを理解することができることもごっこ遊びには必要になってきます。

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02

【正解】 1

3歳頃から友達とのごっこ遊びをするようになります。
自分の役割の通りにふるまい、他者の「ふり」を理解し、テーマやストーリーに応じた役割を演じる高度なごっこ遊びを展開させていくようになります。
ごっこ遊びを通して、自己と他者の思いや認識の違いを理解するようになります。

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03

正解…「1」
事物や人のものへの見立てが活発になり、役割を演じたり、テーマとストーリーのあるごっこ遊び
へと展開するようになる始まりが3歳前後からといわれています。

幼児の認知的能力として、始めは慣れないごっこ遊びをしていく中で、自分の思いと違ったり、相手に意見を拒否される経験を繰り返していきます。
それによって相手が自分と異なる心理を抱いていることを実感するようになり、他者を認知しルールを守れるようになったり、言葉使いを変えたり、想像力を働かせてごっこ遊びを発達させられるようになります。

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