保育士の過去問
平成24年(2012年)
養護原理 問131
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問題
保育士試験 平成24年(2012年) 養護原理 問131 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、わが国の児童養護施設の形態の現状(平成20年3月1日現在)についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 大舎単独のケア形態をとっている施設は、6割を超えている。
B 施設の小規模化がすすみ、定員100名を超える児童養護施設はない。
C 小規模グループケアを導入しているのは、全施設の4割を超えている。
D 地域小規模児童養護施設を導入しているのは、全施設の5割を超えている。
A 大舎単独のケア形態をとっている施設は、6割を超えている。
B 施設の小規模化がすすみ、定員100名を超える児童養護施設はない。
C 小規模グループケアを導入しているのは、全施設の4割を超えている。
D 地域小規模児童養護施設を導入しているのは、全施設の5割を超えている。
- A○ B○ C○ D×
- A○ B○ C× D○
- A○ B× C○ D×
- A× B○ C× D○
- A× B× C○ D○
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この過去問の解説 (3件)
01
Bが×・・・「定員規模別施設数」によると、定員100名を超える児童養護施設は32施設あるそうです。
Dが×・・・「大舎・中舎・小舎の現状、小規模ケアの現状」によると、地域小規模児童養護施設を導入しているのは、小規模ケアの形態をとっている総施設数378施設のうちの111施設となっています。全体の5割は超えていません。
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02
現在、大舎制という、養護される子どもの人数が多い児童養護施設が多くありますが、最近、家庭的養護(家庭的な環境で少人数で養育さること)が子どもにとってより良い発育を促すとの視点から、里親家庭への委託、ファミリーホーム(里親が6人まで家庭で養育できる家)への委託や児童養護施設では、小規模グループケア、ユニットケア等、家庭に近づけた環境のなか少人数での養育出来るようにと改善している最中です。
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03
A 適切です。児童養護施設の形態の現状(平成20年3月1日現在)によると、大舎単独のケア形態をとっている施設は75.8%と、6割を超えているという結果が出ています。
B 施設の小規模化は進んでいますが、定員100名を超える児童養護施設がないというわけではなく、平成20年3月では、定員100名を超える施設は32あります。
C 適切です。小規模グループケアを導入しているのは全施設の4割を超えています。
D 地域小規模児童養護施設を導入しているのは、小規模ケアの形態をとっている総施設数378施設のうちの111施設となっているため、5割は超えていません。
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