保育士の過去問
平成24年(2012年)
保育実習理論 問155

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問題

保育士試験 平成24年(2012年) 保育実習理論 問155 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の(4)「3歳以上児の保育に関わる配慮事項」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

感じたことや思ったこと、想像したことなどを、( A )で創意工夫を凝らして( B )できるよう、保育に必要な素材や用具を始め、様々な( C )に留意すること。
※ 「保育所保育指針」の目次や記載内容等が、指針の改定(平成30年4月1日施行)により変更されました。 この設問は平成24年に出題された設問となります。 参考1   参考2
  • A様々な方法  B自由に表現  C環境の設定
  • A適切な方法  B自由に表現  C環境の構成
  • A様々な表現  B適切な表現  C環境の構成
  • A様々な方法  B適切な表現  C環境の設定
  • A適切な表現  B様々に表出  C環境の構成

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

(A)には「様々な方法」が入ります。
子どもは、自分の生活体験の中で感じたこと、思ったこと、想像したことなどを、様々な方法で保育士や友達に伝えようとします。

(B)には「自由に表現」が入ります。
昨日見たテレビの話をお人形を使って再現する子、仲良くしたい友達と秘密の手紙をやりとりする子、サンタクロースの絵本が大好きな子、好きなキャラクターのお絵かきがしたい子など、表現のしかたにはそれぞれの子どもの個性があります。

(C)には「環境の設定」が入ります。
保育士は、子どもが喜んで豊かに表現できるように、十分な数の遊具や用具や素材を、子どもが自由に使える場所に準備しておくことが大切です。発達過程や興味、関心に応じて、素材の材質や形態に配慮し、じっくり取り組めるスペースやコーナーを用意してあげなければなりません。

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02

適切な語句を選ぶ問題もよく出題される傾向です。
どの語句を入れても文章は正解しているように思われるので、やはり暗記するくらいの気持ちで保育所保育指針は読み込む必要があると考えます。

感じたことや思ったこと、想像したことなどを(A様々な方法)で創意工夫を凝らして(B自由に表現)できるよう保育に必要な素材や用具を始め様々な(C環境の設定)に留意すること。

ある程度の環境設定は保育士に求められます。その環境設定をもとに子供たちが自由な発想・表現で様々な素材に触れて遊びを展開していくことが重要です。

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03

正解は1です。

子どもが個性を発揮し自由に表現できるように、発達過程に応じた十分な素材や遊具、コーナーやスペースを準備しておく必要があります。

保育所保育指針が改訂され、令和2年現在、「保育の内容」は第2章に示されています。改訂版では、

1 乳児保育に関わるねらい及び内容

2 1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容

3 3歳以上児の保育に関するねらい及び内容

と分けられています。

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