保育士の過去問
平成23年(2011年)
発達心理学 問45

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

エインズワース(Ainsworth,M.D.S)はボウルビィの愛着理論に基づき、母子間の結びつきを回避型・安定型・アンビバレント型の3タイプに分けました。

・回避型は、母親から離されても後追いせず、戻っても甘えないタイプを指します。
・安定型は、定型は母親を安全基地としてとらえており、母親がいる場所では一人で遊べるものの、母がいなくなると泣く。しかし戻ると喜び、情緒が安定するタイプを指し、情緒面が安定しているといえます。
・アンビバレント型は、母親がいても安心できていないため母親から離れられず、母がいなくなるとさらに混乱してしまい、戻ってもなかなか回復できないタイプを指します。

愛着関係に心配が見られる、回避型とアンビバレン型ですが、将来、社会的適応が難しく必ず問題が生じるとは限りません。

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02

正解は4です。

エインズワースは、ボウルビィのアタッチメント(愛着)理論に基づいて、母子間の結びつきを3タイプにわけて観察しました。
Aタイプは回避型、Bタイプは安定型、Cタイプはアンビバレント型です。

Aの回避型の子どもは、母親から離されても後追いせず、戻っても甘えないタイプ。

Bの安定型は母親を安全基地としてとらえており、母親がいる場所では一人で遊べるものの、母がいなくなると泣く。しかし戻ると喜び、情緒が安定するタイプ。

Cのアンビバレント型は、母親がいても安心できていないため母親から離れられず、母がいなくなるとさらに混乱してしまい、戻ってもなかなか回復できないタイプ。

AとCのタイプは不安的な愛着状態だといえますが、「必ず問題が生じる」ということはありません。

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03

正解は4です。

ボウルビィのアタッチメント(愛着)理論に基づき、エインズワースは乳幼児の母子間の結びつきを観察・測定するためにストレンジ・シチュエーション法を開発し、子どもの反応を、回避型・安定型・アンビバレント型に分類しました。回避型と・アンビバレント型が不安定な愛着を示しますが、必ず問題が生じるというのは不適切です。

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