保育士の過去問
平成23年(2011年)
小児保健 問67

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 小児保健 問67 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、人の免疫系に関する記述である。最も不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 免疫系は、外界からの侵入物を排除したり、体内にできる異物を処理したりして、生体の防御機構に関与している。
  • 免疫系が働くことによって、生体にとって必ず有利な結果をもたらす。
  • 麻しんなどに罹り、そのウイルスを免疫系が記憶すると、再度感染しても速やかにウイルスを処理するため、通常二度と麻しんなどに罹らない。
  • もともとは自分の細胞であっても、がんのようにその性状を変化したものに対して、免疫系はそれを排除する。
  • 免疫系を構成する成分は、おおまかにマクロファージ、リンパ球、好中球などの細胞成分と、抗体や補体などの液性成分からなる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

アレルギーは、免疫系が過剰に反応することによって起こります。よって2の「免疫系が働くことは生体に必ず有利」という記述は不適切です。

1、3~5は適切な記述です。

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02

正解は2です。

・アレルギーはその原因となるアレルゲンが体内に入り込んだ時に、免疫系が過剰に反応することによって起こります。その反応として、発疹や咳、下痢や呼吸困難など場合によっては命の危険を脅かすため、生体に不利な結果をもたらすといえます。

その他の記述は適切です。

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03

正解は2です。

免疫反応のひとつであるアレルギー反応は、生体にとって不利な結果をもたらします。

参考になった数0