保育士の過去問
平成23年(2011年)
小児栄養 問85

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 小児栄養 問85 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、妊娠期の栄養と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 妊娠期の食生活は、妊婦本人に加えて児のライフステージのもっとも初期段階での栄養状態を形づくるものとして重要である。
B 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、妊婦の付加量が初期、中期、末期の区分で示されている栄養素等は、エネルギー、たんぱく質、ビタミンB1、葉酸、鉄のみである。
C 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」において、ミネラルの妊婦の付加量では、カルシウム(推奨量:mg/日)は、+0、リン(目安量:mg/日)も+0である。
D 妊娠が進み子宮が増大するにつれて、大腸が圧迫されて便秘になりやすくなる。そのため、「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では、食物繊維(目標量:g/日)の妊婦(付加量)は+5とされている。
※ 「日本人の食事摂取基準」は、2020年版が最新です。
「日本人の食事摂取基準」は5年毎に改定されています。
この設問は、2011年に出題された設問になります。
参考情報
  • A○  B○  C○  D×
  • A○  B○  C×  D○
  • A○  B×  C○  D×
  • A○  B×  C×  D○
  • A×  B○  C×  D○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解…「3」
B・他にビタミンA、ビタミンB2、リンがある。
D・便秘になりやすくはなるが、食物繊維の妊婦区分はない。

参考になった数5

02

正解は3です

「日本人の食事摂取基準」の最新版は、
2020年版です。


A ○

妊娠期の食生活は、妊婦自身のだけでなく、
児の栄養状態も左右します。


B ×
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で、
区分ごとに妊婦の付加量が示されている栄養素等は、
エネルギー、たんぱく質、ビタミンA、鉄です。


C ○

「日本人の食事摂取基準(2020年版)において、
ミネラルの妊婦の付加量は、
カルシウム(推奨量:mg /日)は+0です。
しかし、リン(目安量:mg /日)は、+0ではなく、
800となっています。
これは非妊娠時の値と同じです。


D ×

食物繊維について、
妊婦の付加量は設定されていません。


参考になった数1

03

正解「3」

A.  正しいです。
B.  妊婦付加量が区分されている成分には、エネルギー、タンパク質、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、鉄があります。
C.  正しいです。
D.  妊婦付加量設定はありません。

参考になった数1