保育士の過去問
平成23年(2011年)
小児栄養 問96
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問題
保育士試験 平成23年(2011年) 小児栄養 問96 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、食べる機能に障害がある小児の食事と食事介助に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 食物の経口摂取のためには、口を使って食べている間は鼻で呼吸をするという、摂食機能と呼吸機能との協調が大切である。両者がうまく協調しないと、むせたり、せき込んだりしやすい。
- 食べる機能の発達を促すために、食事介助では、声かけをしたり食物を見せてから口に運ぶなどして、子どもの能動的な動きを引き出すことを心がける。
- 食物を調理する際は、基本的には離乳食の進め方の目安を参考にするとよい。
- 固さ・大きさ・粘稠性などを常に念頭において調理することが必要である。
- 大豆、ピーナツは、飲み込みやすくのどに詰まりにくいので、誤嚥されにくい食品として利用される。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解…「大豆、ピーナツは、飲み込みやすくのどに詰まりにくいので、誤嚥されにくい食品として利用される。」
のどに詰まりやすく誤嚥されやすい食品です。
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02
正解は「大豆、ピーナツは、飲み込みやすくのどに詰まりにくいので、誤嚥されにくい食品として利用される。」です。
○
嚥下は呼吸と密接に関係しています。
食塊が気道のほうに入りそうになると、
むせたり、咳き込んだりします。
○
食べる意欲を高め、
子どもの能動的な動きを引き出すことにより、
食べる機能の発達が促されるといわれています。
○
記述の通りです。
離乳食をすすめていく中で、
硬さや形のある食物を噛み砕き、
飲み込めるようになっていきます。
○
硬さ・大きさ・粘稠性は、
嚥下に影響します。
×
大豆やピーナツなどは、
誤嚥し気管支に入りやすい食品です。
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03
ピーナッツは誤嚥すると危険な食品です。
硬くなめらかな形状なので気道に入りやすく、肺炎や窒息を引き起こしやすいです。レントゲンにも映りにくく診断が難しいです。
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