保育士の過去問
平成23年(2011年)
教育原理 問122
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 平成23年(2011年) 教育原理 問122 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【I群】の人物と【II群】の言葉を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【I群】
A ルソー(Rousseau、J、-J.)
B カント(Kant、I.)
C ロック(Locke、J.)
【II群】
ア 人間とは教育されなければならない唯一の被造物であります。
イ 万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる。
ウ 健全な身体に宿る健全な精神、これはこの世における幸福な状態というものを、簡潔ではあるが十分に言い表している。
【I群】
A ルソー(Rousseau、J、-J.)
B カント(Kant、I.)
C ロック(Locke、J.)
【II群】
ア 人間とは教育されなければならない唯一の被造物であります。
イ 万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる。
ウ 健全な身体に宿る健全な精神、これはこの世における幸福な状態というものを、簡潔ではあるが十分に言い表している。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
A,ルソー・イ,万物を作る者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる。
ルソーの著書『エミール』の一部です。
『子どもの発見者』を謳った人。『子どもは小さな大人ではない』『性善説』が有名です。
B,カント・ア,人間とは教育されなければならない唯一の被造物であります。
カントの著書『教育学講義』の一部です。
ドイツの哲学者で、他に『人間は教育によってのみ人間となる』が有名です。
C,ロック・ウ,健全な身体に宿る健全な精神、これはこの世における幸福な状態というものを、簡潔ではあるが十分に言い表している。
ロックの著書『教育についての若干の考察』の一部です。
イギリスの思想家。自らの教育論の中で『子どもの精神は白紙のごときものであり、この白紙は経験により、また観念の結びつきにより色づけされる』と述べました。
こちらが正解です。
参考になった数130
この解説の修正を提案する
02
A イ:ルソー
ルソーは「性善説」(人間の本性は善である)を説きました。
記述は著書「エミール」の冒頭部分です。ルソーは「エミール」で、子どもは小さな大人ではなく、子どもらしい状態が望ましいとし、子どもの発見者といわれています。
B ア:カント
カントはドイツの哲学者で、ルソーの影響を受け、教育の重要性を説きました。
記述は著書「教育学講義」の冒頭です。
C ウ:ロック
ロックはイギリスの名誉革命の思想家です。ルソーに影響を与えました。
記述は著書「教育に関する考察」の序文です。知・徳・体にわたる習慣の必要性について説いています。
参考になった数53
この解説の修正を提案する
03
A ルソーは『エミール』の筆者です。
『エミール』第1編の冒頭に書かれています。
B カントは『教育学講義』の筆者です。
序説の冒頭に書かれています。
C ロックは『教育に関する考察』の筆者です。
この中の一節にあたります。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
前の問題(問121)へ
平成23年(2011年)問題一覧
次の問題(問123)へ