保育士の過去問
平成23年(2011年)
教育原理 問128

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 教育原理 問128 (訂正依頼・報告はこちら)

文部科学省は、特別支援教育が法的に位置付けられた改正学校教育法が施行されるにあたり、「特別支援教育の推進について(通知)」(平成19年4月1日)を示した。次の文のうち、この通知に記された特別支援教育の理念として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものである。
B 特別支援教育は、従来の盲学校、聾学校、養護学校における教育を統合し再編したもので、知的な遅れのない発達障害を対象とするものではない。
C 特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず、障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形成の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

A ○
適切な記述です。

B ×
「知的な遅れのない発達障害を対象とするものではない」という記述は誤りです。
「特別支援教育の理念」によると、「知的な遅れのない発達障害も含めて、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学校において実施されるものである」とあります。

C ○
適切な記述です。

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02

正解…「3」

ABC・『特別支援教育の推進について(通知)』『1.特別支援教育の理念』の一部

B・『1.特別支援教育の理念』において、「特別支援教育は、これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく、知的な遅れのない発達障害も含めて、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学校において実施されるものである。」と記されているため間違い。

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03

正解は3です。

A 適切です。

B 不適切です。
特別支援教育の理念には、「特別支援教育は、これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく、知的な遅れのない発達障害も含めて、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学校において実施されるものである。」と記されています。
従って、Bの「知的な遅れのない発達障害を対象とするものではない。」という記述は不適切です。

C 適切です。

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