保育士の過去問
平成23年(2011年)
養護原理 問131

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問題

保育士試験 平成23年(2011年) 養護原理 問131 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は「児童養護施設入所児童等調査結果の概要(平成20年2月1日現在)」(厚生労働省)における児童の委託(入所)経路に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 児童自立支援施設に在籍している児童の「入所経路」では、「家庭裁判所から」の割合が最も高い。
B 情緒障害児短期治療施設に在籍している児童の「入所経路」では、「知的障害児施設から」の割合が最も高い。
C 里親委託児の「委託経路」では、「児童養護施設から」の割合が最も高い。
D 乳児院に在籍している児童の「入所経路」では、「里親家庭から」の割合が最も高い。
  • A○  B○  C○  D○
  • A○  B×  C×  D×
  • A×  B○  C×  D×
  • A×  B×  C○  D○
  • A×  B×  C×  D×

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この過去問の解説 (3件)

01

正解…「5」

『結果の概要』『Ⅰ.児童の現在の状況』『4,児童の委託(入所)経路』より
A・家庭から…63.5%、家庭裁判所から…17.4%、児童養育施設から…13.4%。なので『家庭から』が最も多い。

B・家庭から…79.8%、児童養護施設から…15.8%、里親家庭から…2.7%。なので『家庭から』が最も多い。

C・家庭から…44.3%、乳児院から…27.0%、児童養護施設から…19.7%。なので『家庭から』が最も多い。

D・家庭から…86.2%、その他から…11.4%、乳児院から…1.8%。なので『家庭から』が最も多い。

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02

正解は5です。

A ×
児童自立支援施設への入所経路で最も多いのは、「家庭から(63.5%)」です。
続いて「家庭裁判所から(17.4%)」、「児童養護施設から(13.4%)」となっています。

B ×
情緒障害児短期治療施設への入所経路でも、最も多いのは「家庭から(79.8%)」です。
続いて「児童養護施設から(15.8%)」、「里親から(2.7%)」となっています。

C ×
里親委託への委託経路でも、最も多いのは「家庭から(44.3%)」です。
続いて「乳児院から(27.0%)」、「児童養護施設から(19.7%)」となっています。

D ×
乳児院への入所経路でも最も多いのは、「家庭から(86.2%)」です。
続いて「その他から(11.4%)」、「乳児院から(1.8%)」となっています。

参考になった数2

03

正解は5です。

A 不適切です。
児童自立支援施設に在籍している児童の「入所経路」では、「家庭から」の割合が最も高くなっています。

B 不適切です。
情緒障害児短期治療施設に在籍している児童の「入所経路」では、「家庭から」の割合が最も高くなっています。

C 不適切です。
里親委託児の「委託経路」では、「家庭から」の割合が最も高くなっています。

D 不適切です。
乳児院に在籍している児童の「入所経路」では、「家庭から」の割合が最も高くなっています。

現在の「児童養護施設入所児童等調査の概要」(厚生労働省)の最新は「平成30年2月1日現在」のものとなっています。

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