保育士の過去問
平成26年(2014年)
保育原理 問18

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成26年(2014年) 保育原理 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
H君(3歳)の母親は日頃、子どものことを優先し、生活リズムを大切にしている。
7月のある水曜日、H君の連絡帳に、母親が次のような内容を書いてきた。
昨夜、父親が1週間ぶりに出張から帰ってきたため、小学1年生の兄と家族4人で一緒に外食に出かけた。とても楽しく、H君は帰宅後も興奮してはしゃぎ、11時過ぎまで眠れなかった。寝不足なので、心配である。

【設問】
保育士の対応として、適切な記述を選びなさい。
  • H君が保育所でも昨夜の様子を話していたことを母親に伝え、家族がそろってうれしかった気持ちに共感する。
  • H君は寝不足の様子で、いつもは大好きな色水づくりに関心を示さなかったが、午睡を十分にとった後は、元気だったことを伝えて、母親に安心してもらう。
  • 兄も寝不足で、学習に集中できなかったに違いないと心配して、小学校に電話をかけて様子を聞く。
  • 日頃は子どもの生活リズムを大切にしていること、昨日は特別な日だったことを確認して、母の努力をねぎらう。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.正しい。H君の保育所での様子を伝える事で家族がそろって嬉しかった気持ちに共感しているので正しい対応です。

2.正しい。11時過ぎまで起きていて寝不足である事を連絡帳に記入してあったことでH君の状態が保育所でも情報共有が出来ていた。午睡後は元気であったことを伝えることで母親も安心していたので正しい対応です。

3.誤りです。今回の内容は小学校に電話をかけて様子を確認するまでの事ではありません。(虐待などの切迫した状況ではこの限りではありません)

4.正しい。日頃は生活リズムを大切にしており今回は特別であったことを確認しているため正しい対応と言えます。

よって選択肢1.2.4が正解となります。

参考になった数11

02

1 適切です。 普段と違ったうれしい状況であり、子どもも喜んでいたことを母親と共有することができています。

2 適切です。 母親の心配に対し、保育所での様子を伝えることで安心できます。

3 不適切です。 日常的に不適切な養育が疑われる状況があれば、小学校と連絡を取り合って家庭の状況を把握し、対策を講じる必要がある場合も考えられますが、このケースではあてはまりません。

4 適切です。 日頃の子どもへの配慮や父親が不在だった間の母親の労をねぎらうことで、理解を伝えられます。

参考になった数5

03

1:○
H君が昨日の家族での出来事の様子を話していた園での生活の様子を伝えるのは適切です。
2:○ 昨日、よく眠れていない様子を保護者が気にしていることに応え、午睡できていることを伝えることは適切です。
3:× 家庭の養育環境などで緊急を要する場合は、小学校との連携が求められますが、この場合で小学校へ連絡することは行き過ぎた対応といえます。
4:○ 昨日は特別だったことを確認する行動は適切です。

参考になった数4