保育士の過去問
平成26年(2014年)
児童家庭福祉 問46

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 児童家庭福祉 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「児童福祉法」第25条の2の一部である。( A )〜( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

地方公共団体は、単独で又は共同して、( A )の適切な保護又は( B )若しくは( C )への適切な支援を図るため、関係機関、関係団体及び児童の福祉に関連する職務に従事する者その他の関係者(以下「関係機関等」という。)により構成される要保護児童対策地域協議会(以下「協議会」という。)を置くように努めなければならない。
  • ( A )  児童      ( B )要保護児童   ( C )保護者
  • ( A )要保護児童  ( B )  児童       ( C )特定妊婦
  • ( A )  児童      ( B )要支援児童   ( C )保護者
  • ( A )要保護児童  ( B )要支援児童   ( C )特定妊婦
  • ( A )要支援児童  ( B )要保護児童   ( C )保護者

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A…要保護児童
 要保護児童とは、保護者のない児童または保護者に監護させることが不適当であると認められる児童です。保護者が失踪、服役、死亡などの事情のある子どもや、虐待を受けている子どもなどです。

B…要支援児童
 要支援児童とは、乳児家庭全戸訪問事業の実施その他により把握した保護者の養育を支援することが特に必要とされる児童であり、要保護児童にはあたらない児童です。育児不安のある親の下で監護されている子どもや、親の養育に関する知識が不十分なため、不適切な養育環境に置かれている子どもなどです。

C…特定妊婦
 特定妊婦とは、出産後の養育について出産前において支援を行うことが特に必要とされている妊婦をいいます。不安定な就労等で収入基盤が安定していない妊婦や知的障害・精神障害などで育児困難で予想される妊婦です。

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02

 要保護児童対策地域協議会については、平成16年児童福祉法改正により、規定が整備されました。この改正により、関係機関の連携を強め、守秘義務を課すことによる綿密な情報交換が期待されるようになりました。
 これに基づき、「要保護児童対策地域協議会設置・運営指針」が策定されています。

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03

正解は、4です。

児童福祉法第25条の2には、要保護児童対策地域協議会についての記述があります。

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