保育士の過去問
平成26年(2014年)
社会福祉 問75
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問題
保育士試験 平成26年(2014年) 社会福祉 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、ソーシャルワークのアプローチに関する記述である。適切な記述を選びなさい。
- 行動変容アプローチは、学習理論に基づいており、条件反応の消去・強化による特定の問題行動の変容を働きかける。
- 課題中心アプローチは、短期間での問題解決を目的としており、標的とする問題を確定し、課題の抽出、目標設定を行い、短期の計画的援助を行う。
- ナラティブアプローチは、心理臨床の短期療法の影響を受け、短期に目的達成をめざす短期アプローチである。
- 解決志向アプローチは、社会的に抑圧されている利用者の潜在能力に気づき対処することや原因となっている環境を変革することで問題解決をはかる。
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この過去問の解説 (3件)
01
2 適切
3 不適切
ナラティブアプローチではなく、解決志向アプローチに関する記述です。
ナラティブアプローチとは、利用者の語る「物語」に新しい意味づけを行って新たな物語を構築していくことにより、問題状況を変えていくものです。
4 不適切
解決志向アプローチではなく、エンパワーメントアプローチに関する記述です。
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02
様々なアプローチがある中で、全てを暗記する事は難しいので、各アプローチのキーワードを関連付けて整理することをお勧めします。
例)問題解決アプローチ パールマン 4つのP
例)危機介入モデル ラポポートが提唱 など
自分の覚えやすいキーワードを幾つか書き出すのも効果的です。
1.正しい。トマスらによって提唱されました。
2.正しい。リード・エプスタインがモデルを公式化しました。
3.誤り。解決志向アプローチの説明です。ナラティブアプローチのキーワードは「物語」です。
4.誤り。エンパワメントアプローチの説明です。
よって選択肢1.2が正解となります。
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03
4→解決志向アプローチは「改善する点」を追求するのではなく、解決のための「資源」に焦点をあてる心理療法です。
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