保育士の過去問
平成26年(2014年)
社会福祉 問77

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 社会福祉 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、ボランティア活動の推進に関する記述である。適切な記述を選びなさい。
  • ボランティア活動等に取り組みやすいような基盤整備は、社会福祉協議会を中心として社会福祉施設、ボランティアに関する各種民間団体等との連携の下に推進されている。
  • 国民のボランティア・市民活動への理解を深め、参加を促進するための拠点としてのボランティア・市民活動センターが、各地の福祉事務所に必ず設置されている。
  • 働いている人がボランティア活動に参加しやすい環境を整備するために、厚生労働省は、民間企業独自の休暇としてボランティア休暇制度を新設することや、既にボランティア休暇のある企業においては、改めて制度の周知・活用を促すこと等を要請している。
  • 1998(平成10)年に成立した「特定非営利活動促進法(NPO法)」により、一定の要件を満たすボランティア団体に法人格を取得する途が開かれた。

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この過去問の解説 (3件)

01

福祉事務所町村には任意での設置となっています。その福祉事務所でのボランティア・市民活動センターの設置は必ずしているというわけではありません。

参考になった数33

02

ボランティアとは:自主的に無償で社会活動などに参加すること、奉仕活動をする人の事を言います。

選択肢1. ボランティア活動等に取り組みやすいような基盤整備は、社会福祉協議会を中心として社会福祉施設、ボランティアに関する各種民間団体等との連携の下に推進されている。

正しい。社会福祉協議会を中心に推進されています。

選択肢2. 国民のボランティア・市民活動への理解を深め、参加を促進するための拠点としてのボランティア・市民活動センターが、各地の福祉事務所に必ず設置されている。

誤り。各地の福祉事務所に必ず設置されてはいません。

選択肢3. 働いている人がボランティア活動に参加しやすい環境を整備するために、厚生労働省は、民間企業独自の休暇としてボランティア休暇制度を新設することや、既にボランティア休暇のある企業においては、改めて制度の周知・活用を促すこと等を要請している。

正しい。ボランティア休暇は企業が社員のボランティア活動を推奨する目的で作られた制度です。1990年代~から始まりました。

選択肢4. 1998(平成10)年に成立した「特定非営利活動促進法(NPO法)」により、一定の要件を満たすボランティア団体に法人格を取得する途が開かれた。

正しい。

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03

解説は以下のとおりです。

選択肢1. ボランティア活動等に取り組みやすいような基盤整備は、社会福祉協議会を中心として社会福祉施設、ボランティアに関する各種民間団体等との連携の下に推進されている。

適切

選択肢2. 国民のボランティア・市民活動への理解を深め、参加を促進するための拠点としてのボランティア・市民活動センターが、各地の福祉事務所に必ず設置されている。

不適切

 ×福祉事務所 →○ 市町村社会福祉協議会

 社会福祉法第109条に述べられている市町村社会福祉協議会の目的の一つに、「社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助」があり、ボランティア・市民活動センターを設置したり、名称が異なっても同様の対応を行っています。

選択肢3. 働いている人がボランティア活動に参加しやすい環境を整備するために、厚生労働省は、民間企業独自の休暇としてボランティア休暇制度を新設することや、既にボランティア休暇のある企業においては、改めて制度の周知・活用を促すこと等を要請している。

適切

選択肢4. 1998(平成10)年に成立した「特定非営利活動促進法(NPO法)」により、一定の要件を満たすボランティア団体に法人格を取得する途が開かれた。

適切

参考になった数18