保育士の過去問
平成26年(2014年)
子どもの食と栄養 問123

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問題

保育士試験 平成26年(2014年) 子どもの食と栄養 問123 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、栄養素に関する記述である。適切な記述を選びなさい。
  • 脂質は、エネルギー源として利用されるほか、細胞膜の主要な構成成分でもある。
  • アミロースとアミロペクチンは、いずれもでんぷんを構成する成分である。
  • リジンは、水溶性ビタミンの一種である。
  • リノール酸は、飽和脂肪酸である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.正しい。脂質は1グラム9Kcalでエネルギー源となっています。また、体内で作ることが出来ない必須脂肪酸が含まれており、細胞膜の成分やホルモンの材料になっています。

2.正しい。アミロースとアミロペクチンは、でんぷんの構成成分です。アミロースはグルコースが長い鎖状になったもの、アミロペクチンは鎖が複雑に分岐・結合したものです。

3.誤り。リジンは必須アミノ酸の1つです。リジン・リシンとも読みます。

4.誤り。不飽和脂肪酸です。アクリル酸・オレイン酸・リノール酸・リノレン酸も不飽和脂肪酸です。

よって、選択肢1.2が正解となります。

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02

3→リジンは必須アミノ酸の一部です。

4→リノール酸は不飽和脂肪酸です。

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03

正解は1,2です。

1 〇 適切です。
脂質は、エネルギー源として利用されるほか、細胞膜の主要な構成成分でもあります。

2 〇 適切です。
アミロースとアミロペクチンは、いずれもでんぷんを構成する成分です。

3 × 不適切です。
リジンは、「水溶性ビタミン」ではなく「必須アミノ酸」の一種です。

水溶性ビタミンには、ビタミンB群(葉酸)やビタミンCがあります。

4 × 不適切です。
リノール酸は、「飽和脂肪酸」ではなく「多価不飽和脂肪酸」です。

飽和脂肪酸は、パルミチン酸、ステアリン酸などがあります。

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