保育士の過去問
平成26年(2014年)
子どもの食と栄養 問131
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問題
保育士試験 平成26年(2014年) 子どもの食と栄養 問131 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、平成25年の「学校給食実施基準」の一部改正に関する記述である。適切な記述を選びなさい。
- ナトリウム(食塩相当量)については、従来どおり「食事摂取基準(2010年版)」の目標量の年齢ごとの平均の33%未満を基準値としている。
- 鉄については、従来どおり「食事摂取基準(2010年版)」の推奨量(1日)の33%としている。
- ビタミンB1及びビタミンB2については、従来どおり「食事摂取基準(2010年版)」の推奨量(1日)の40%としている。
- マグネシウムについては、従来どおり「食事摂取基準(2010年版)」の推奨量(1日)の40%を望ましい数値としている。
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この過去問の解説 (3件)
01
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02
2.正しい。鉄の摂取は家庭でも難しいので、給食で献立を考え、摂取の確保を行っていくと書かれています。
3.正しい。ビタミン類は基本的に33%ですが、ビタミンAについては40%として上限値は廃止、ビタミンB2に関しては説明の通りです。
4.誤り。マグネシウムは50%、亜鉛は33%とすると書かれています。
よって、1.2.3が正解となります。
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03
平成30年にも「学校給食実施基準」の一部改正がされています。
1 〇 適切です。
「食事摂取基準」は2020年にも報告されています。
平成30年によると、ナトリウム(食塩相当量)は「昼食必要摂取量」を算出すると、小学生は0.1g未満、中学生は0.2g未満であり、これに基づくと献立作成上味付けが困難となることから、「食事摂取基準」の目標量の3分の1未満を基準値としたと記載されています。
2 〇 適切です。
平成30年によると「昼食必要摂取量」を算出すると、「食事摂取基準」の推奨量の40%を超えているが、献立作成の実情に鑑み、「食事摂取基準」の推奨量の40%程度とし、生徒は3分の1程度を基準値としたと記載されています。
3 〇 適切です。
ビタミンB1及びビタミンB2については、従来どおり「食事摂取基準(2010年版)」の推奨量(1日)の40%としています。
平成30年の改正と同様の記載です。
4 × 不適切です。
平成25年では、マグネシウムは、従来どおり「食事摂取基準(2010年版)」の推奨量(1日)の40%ではなく「50%」を望ましい数値としています。
平成30年では、「昼食必要摂取量」を算出すると、小学生は「食事摂取基準」の推奨量の3分の1以下であるが、中学生は約40%です。
このため、児童については、「食事摂取基準」の推奨量の3分の1程度を、生徒については40%を基準値としています。
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