保育士の過去問
平成27年(2015年)
教育原理 問29

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 教育原理 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「いじめ防止対策推進法」第2条の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の(A)にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為((B)を通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が(C)の苦痛を感じているものをいう。
  • (A)友人関係   (B)インターネット (C)心身
  • (A)友人関係   (B)電子メール     (C)精神
  • (A)人的関係   (B)インターネット (C)心身
  • (A)人的関係   (B)電子メール     (C)心身
  • (A)人的関係   (B)インターネット (C)精神

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。Aから順に説明します。

1 A=人的関係について

 人的関係とは、例えば同じ学校、同じ部活など、何らかの物事を通した人と人との関係を指しています。友人であるかどうか関係無くいじめは起こりますので、正しいのは人的関係となります。

2 B=インターネットについて

 インターネットを通じて行われるいじめは、電子メール(ネットを通じた文字の送受信)も含まれます。しかし、写真や動画などの拡散、画像加工などのいじめも増加しています。よって、正しいのはインターネットとなります。

3 C=心身について

いじめを経験すると、精神(意欲・気力など)にダメージを受けますし、体も病気になったり、怪我をしたりと、同様にダメージを受けます。その状態もいじめを受けている(受けた)と定義するので、正しいのは心身です。

 よって、正解は3となります。

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02

いじめ防止対策推進法は平成25年に施行された法律です。その第二条ではいじめの定義について次のように示しています。 「この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある 他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が 心身の苦痛を感じているものをいう。」
よって正解は、3となります。

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03

最近はインターネットを使った精神的ないじめが多いことに着目します。

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