保育士の過去問
平成27年(2015年)
子どもの食と栄養 問137
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問題
保育士試験 平成27年(2015年) 子どもの食と栄養 問137 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、子どもの感染症と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 母乳育児の利点の一つに、乳児の感染症の発症及び重症度の低下があげられる。
B 腸管出血性大腸菌感染症の予防には、食品と調理器具の十分な加熱と、手洗いが有効である。
C 感染症による下痢、嘔吐が続くと、脱水症状を起こしやすいので、水分補給に留意する。
D 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)では、「はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため満9か月までは使わない。」と示されている。
A 母乳育児の利点の一つに、乳児の感染症の発症及び重症度の低下があげられる。
B 腸管出血性大腸菌感染症の予防には、食品と調理器具の十分な加熱と、手洗いが有効である。
C 感染症による下痢、嘔吐が続くと、脱水症状を起こしやすいので、水分補給に留意する。
D 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)では、「はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため満9か月までは使わない。」と示されている。
- (A)○ (B)○ (C)○ (D)○
- (A)○ (B)○ (C)○ (D)×
- (A)○ (B)○ (C)× (D)○
- (A)○ (B)× (C)× (D)×
- (A)× (B)○ (C)○ (D)○
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この過去問の解説 (3件)
01
A:○ 母乳には免疫物質が含まれている為、乳児の様々な感染症を予防し、重症度を低下させます。
B:○ 腸管出血性大腸菌感染症(O157等)の予防には、食品や調理器具を十分に加熱する事、又、しっかりと手洗いを行うことが有効です。
C:○ 下痢や嘔吐が続くと、体内の水分量が減り脱水症状を起こしやすくなるので、しっかりと水分補給を行う事が大切です。
D:× 満9か月ではなく、満1歳まで与えません。
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02
正解は2です。
A ○ 適切です。
母乳には免疫グロブリンA(IgA)、ラクトフェリン、リゾチーム、オリゴ糖など感染抑制物質が含まれています。
B ○ 適切です。
腸管出血性大腸菌は加熱により死滅します。肉料理の場合、生肉のものは避け、また肉の中心部まで十分に加熱することが大切です。
C ○ 適切です。
吐き気やおう吐がある場合、少量の水分を与え、少しづつ増量します。
D × 不適切です。
満9か月までではなく、満1歳までです。
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03
A~Cは適切な記述です。
D 授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)では、「はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため満1歳までは使わない。」と示されています。
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