保育士の過去問
平成27年(2015年)
保育実習理論 問145

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問題

保育士試験 平成27年(2015年) 保育実習理論 問145 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「粘土造形」の表現にみられる主な特徴である。これらの表現の変化として早く現れる順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  芯になるものを使って、見通しをもって意図的に形を作る。
B  粘土を丸めたり伸ばしたりして、団子やヘビなどの名前をつける。
C  粘土をたたいたり、ひきちぎったり、ぐちゃぐちゃにこねたりする。
D  丸めたり伸ばしたりした粘土をくっつけて、複合的な形を作る。
  • A→B→C→D
  • B→A→C→D
  • C→B→D→A
  • C→D→A→B
  • D→C→B→A

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 3

子供の粘土造形には年齢や発達に応じた変化があります。
最初は粘土をたたいたり、ひきちぎったり、ぐちゃぐちゃにこねたりといった粘土に触れる感触を自由に楽しみます。
次の段階として、ある程度粘土に形を作り、作ったものに名前をつけるようになってゆきます。
その後、形と作った粘土をくっつけて複合的な形を作るようになり、
最終的に芯になるものを使う等、見通しをもって意図的に作品を作るようになります。

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02

正解は3です。

子どもの造形活動の発達には段階があります。

1もてあそびをする時期
身の回りにある何かをいじる行為に始まり、粘土では引きちぎったり、ぐちゃぐちゃにこねたりしながら、一見無意味に見える行為でもつくる活動の基礎になっています。

2つくってから意味づける時期
意味づけるとはそれが何かを命名することです。粘土で作ったものに対してへびや団子など意味付けをします。

3つくり遊びをする時期
作りたいものへのイメージを持ち、目的をもって制作するようになります。社会性が育つ5歳以降には友達と共同して作品を制作することもできます。

参考になった数3

03

正解は3です。

子どもの粘土造形は年齢や発達により、作り方や表現の仕方が変わってきます。

始めは粘土をたたいたり、ひきちぎったり、ぐちゃぐちゃにこねたりしながら、感触に慣れ親しんでいきます。
次に、粘土を丸めたり伸ばしたりして、団子やヘビな自分の知っている身近なもののに見立てるようになります。そこから丸めたり伸ばしたりしたものをくっつけて複合的な形を作ったり、芯になるものを使って、見通しをもって意図的に形を作るようになっていきます。

参考になった数3