保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
社会的養護 問31
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)前期 社会的養護 問31 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、現在の社会的養護の基本的な考え方に関する記述である。( A )~( C )にあてはまる語句の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
社会的養護の基礎は、日々の養育のいとなみであり、( A )環境の中で愛着形成を行い、( B )の適切な発達を促す養育の場となることが必要である。また、社会的養護の養育者は、子どもの心身の成長や治癒に関する様々な( C )を、統合的に適用していくことが求められる。
社会的養護の基礎は、日々の養育のいとなみであり、( A )環境の中で愛着形成を行い、( B )の適切な発達を促す養育の場となることが必要である。また、社会的養護の養育者は、子どもの心身の成長や治癒に関する様々な( C )を、統合的に適用していくことが求められる。
- (A)安全で安心した (B)社会性と個性 (C)経験に基づく技法
- (A)きちんと規則を守らせる (B)心身及び個性 (C)理論や経験
- (A)安全で安心した (B)心身及び社会性 (C)理論や技法
- (A)社会の厳しさを知ることのできる (B)心身及び個性(C)理論や技法
- (A)きちんと規則を守らせる (B)心身及び社会性 (C)経験に基づく技法
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この過去問の解説 (3件)
01
社会的養護には、入所や通所の施設養護、グループホームや里親制度の家庭的養護などがあります。
近年は特定の問題にある子どもや家庭だけでなく、子育て支援などすべての子どもや子育て家庭を含めた養護観となりつつあります。
各選択肢については、以下の通りです。
A.B.
社会的養護が必要な子どもは、
さまざまな事情で養育できない場合や、
非行、障害児などがあり、
社会の状況によって変化します。
子どもとの関わりで大切なことは、
特定の人物との間に形成する情緒的な関係
=アタッチメント(愛着)です。
人に対する基本的信頼感を得ることで、
子どもは心身共に発達していくことができます。
また、人との関わって生活することで社会性も発達していきます。(【B.心身及び社会性】の発達を促す)
愛着形成には、【A.安全で安心した】環境が
欠かせません。
C.
社会的擁護の養育者には、
主に保育士や児童指導員などがいます。
場合によっては、医師や看護士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士など様々な専門職やその機関との連携が必要となります。
このように、子どもの成長や治癒に関する
様々な【C.理論や技法】を、
統合的に適用していくことが求められます。
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02
社会的養護については「児童福祉法」「児童福祉施設の施設及び運営に関する基準」「児童の権利に関する条約」「児童虐待防止法」に明記されています。
日本の社会的養護は「施設養護」と「家庭養護」に分けられますが、現在は8割以上が施設養護となっています。
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03
以下が正しい文章になります。
社会的養護の基礎は、日々の養育のいとなみであり、( A 安全で安心した)環境の中で愛着形成を行い、( B 心身及び社会性)の適切な発達を促す養育の場となることが必要である。また、社会的養護の養育者は、子どもの心身の成長や治癒に関する様々な( C理論や技法 )を、統合的に適用していくことが求められる。
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