保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの保健 問106

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの保健 問106 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、児童虐待に関する記述である。誤ったものを一つ選びなさい。
  • 身体的虐待とは、身体に外傷が生じたり、生じるおそれがある暴行を加えることを指す。
  • 性的虐待とは、子どもにわいせつな行為をしたり、わいせつな行為をさせることを指す。
  • ネグレクトとは、子どもの心身の正常な発達を妨げるような著しい減食、または長時間の放置、保護者以外の同居人による虐待行為の放置、その他保護者としての監護を著しく怠ることを指す。
  • 心理的虐待とは、子どもに著しい心理的外傷を与える言動を行うことを指す。
  • 親による子どもへの虐待は、昔からあったので、子どもの人権を侵害し、心身の成長や人格の形成に重大な影響を与えることはない。

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この過去問の解説 (3件)

01

虐待には大きく分けて4種類(身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクト)があります。
子どもの成長に大きく影響を及ぼすので、早期発見早期対応が必要です。

1:○ 記述のとおりです。

2:○ 記述のとおりです。
わいせつな行為を見せたり、ポルノの対象とすることも性的虐待です。

3:○ 記述のとおりです。
病院に連れて行かない、ひどく不潔するといったのもネグレクトの1つです。

4:○ 記述のとおりです。
子どもの前でDVを行うのも、心理的虐待です。

5:× 虐待は心身の成長や人格の形成に重大な影響を与えます。体の発達が遅れたり、心に傷が生じることで良好な人間関係を作ることが難しくなったりして、大人になってからも苦しんでいる人がたくさんいます。

よって正解は 5 です。

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02

正解は5です。

1 〇 適切です。
身体的虐待とは、身体に外傷が生じたり、生じるおそれがある暴行を加えることを指します。

2 〇 適切です。
性的虐待とは、子どもにわいせつな行為をしたり、わいせつな行為をさせることを指します。

3 〇 適切です。
ネグレクトとは、子どもの心身の正常な発達を妨げるような著しい減食、または長時間の放置、保護者以外の同居人による虐待行為の放置、その他保護者としての監護を著しく怠ることを指します。

4 〇 適切です。
心理的虐待とは、子どもに著しい心理的外傷を与える言動を行うことを指します。

5 × 不適切です。
児童虐待はいつの時代であっても、子どもの心身の成長や人格形成に重大な影響を与えます。

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03

正解は5です。

親による子どもへの虐待は昔からあるものであり、虐待を受けた子どもは将来自分が親になった時に、自分の子どもへ同じように虐待をしてしまう恐れがあります。虐待は子どもの人権を侵害し、心身の成長や人格の形成に重大な影響を与える行為です。

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