保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの保健 問119
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの保健 問119 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、Scammon の器官別発育曲線に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 12歳頃に成人よりも2倍近い値を示すのは、リンパ系型である。
B 神経型は、思春期が最も急速に発育する時期である。
C 一般型は、乳幼児期に急速に伸び、そのまま成人に至る。
D 生殖型は、15〜16歳頃に成人の値と同等となる。
A 12歳頃に成人よりも2倍近い値を示すのは、リンパ系型である。
B 神経型は、思春期が最も急速に発育する時期である。
C 一般型は、乳幼児期に急速に伸び、そのまま成人に至る。
D 生殖型は、15〜16歳頃に成人の値と同等となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
A:○ 記述のとおりです。
免疫力を強める扁桃や、リンパ系の発達は、思春期をピークに大きく発育し、次第に大人レベルに落ち着きます。
B:× 神経型とは6歳までに大人の90%まで発育します。脳、脊髄、視覚器、頭径が関係します。
C:× 一般型は、生まれてから幼児期までと成長期から大人になるまでの2期間の発育がさかんです。身長、体重、臓器や骨など、全体の器官をさします。
乳幼児期に急速に伸びるのは、神経型です。
D:× 生殖型は14歳頃から急激に成長し始め、大人になるまでどんどん成長していきます。
よって正解は 3 です。
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02
A 〇 適切です。
12歳頃に成人よりも2倍近い値を示すのは、リンパ系型です。
B × 不適切です。
神経型が急速に発育するのは思春期ではなく、乳幼児期です。
C × 不適切です。
一般型は乳幼児期に急速に伸び、そのまま成人に至るのではなく、その後徐々に成長する時期があります。
D × 不適切です。
生殖型は15~16歳頃に成人の値と同等ではなく、15~16歳頃に急激に伸び始めるので、成人と同等とはなりません。
スキャモンの発育曲線は、誕生から成人までの発育量を100%とした割合で、4つの系統に分けて発達の様子をグラフにしています。
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03
『Scammon/スキャモン』はアメリカの医学者・人類学者で、誕生から成人までの発育量を100%とした割合で、4つの系統に分けた発達曲線を発表しました。
A 適切です。
B 神経型は脳、脊髄、視覚器、頭径に関係し、6歳までに大人の90%まで発育します。
C 一般型は、乳幼児期に急速に伸び、その後ゆるやかに成長していきます。
D 生殖型は、15〜16歳頃に急激に伸び始め、大人になるまで成長していくので、成人と同等になるとは言えません。
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