保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの食と栄養 問131

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの食と栄養 問131 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、妊娠期の栄養と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、カルシウムの妊婦付加量は示されていない。
B  「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、たんぱく質(推奨量:g/ 日)の妊婦(付加量)初期は、+10とされている。
C  「妊産婦のための食事バランスガイド」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)において、妊娠初期の主菜の1日分付加量は、+1である。
D  妊娠中の母親の飲酒は、胎児性アルコール症候群の子どもが生まれる可能性が高まる。
※ 「日本人の食事摂取基準」は、2020年版が最新です。「日本人の食事摂取基準」は5年毎に改定されています。
この設問は、2016年に出題された設問になります。
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この過去問の解説 (3件)

01

A:○ 記述のとおりです。
他に、食物繊維、ナトリウムも示されていません。

B:× です。
たんぱく質(推奨量:g/ 日)は、初期で+0、中期+5、末期+25、授乳婦で+20です。
妊娠初期の推奨量は、+0か少量が多いです。まだまだ胎児が小さい為です。

C:× です。
妊娠初期は示されていません。+1は妊娠中期・末期・授乳期です。

D:○ 記述のとおりです。
妊娠中のアルコール摂取、喫煙などは胎児に危険を及ぼします。

よって正解は 3 です。

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02

正解は3です。

A 適切です。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、カルシウムの妊婦付加量は示されていません。他にも食物繊維、ナトリウムも妊婦付加量が示されていません。

B 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、たんぱく質(推奨量:g/ 日)の妊婦(付加量)初期は、『+0』とされています。

C 「妊産婦のための食事バランスガイド」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)において、妊娠初期の主菜の1日分付加量は、『なし』となっています。

D 適切です。妊娠中の母親の飲酒は、胎児性アルコール症候群の子どもが生まれる可能性が高まるため、禁止されています。

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03

正解は3です。

A 〇 適切です。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、カルシウム、食物繊維、ナトリウムの妊婦付加量は示されていません。

B × 不適切です。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、たんぱく質(推奨量:g/ 日)の妊婦(付加量)初期は、「+10」ではなく、「+0」です。

C × 不適切です。
「妊産婦のための食事バランスガイド」(「健やか親子21」推進検討会報告書)(平成18年:厚生労働省)において、妊娠初期の主菜の1日分付加量は、「+1」ではなく、妊娠初期は、すべての区分で付加量「なし」です。

D 〇 適切です。
妊娠中の母親の飲酒は、胎児性アルコール症候群の子どもが生まれる可能性が高まります。

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