保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
子どもの食と栄養 問135

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 子どもの食と栄養 問135 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、乳幼児の食生活におけるミネラル摂取に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)において、13%で調乳した調製粉乳と同量の人乳を比較すると、鉄は人乳のほうが多い。
B  「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)において、フォローアップミルクは、必要に応じて(離乳食が順調に進まず、鉄の不足のリスクが高い場合など)使用するのであれば、9か月以降とするとしている。
C  「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、木綿豆腐は、100g 中に100mg 以上のカルシウムを含むので、日々の食事に上手に取り入れるようにする。
D  「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、1~2(歳)のカルシウムの推奨量(mg/ 日)は、男性女性とも同じである。
※ 「授乳・離乳の支援ガイド」は2019年3月29日に改訂されました。
この設問は2016年に出題された設問になります。
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※ 「日本人の食事摂取基準」は、2020年版が最新です。「日本人の食事摂取基準」は5年毎に改定されています。
この設問は、2016年に出題された設問になります。
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  • (A)○  (B)○  (C)○  (D)×
  • (A)○  (B)×  (C)×  (D)○
  • (A)×  (B)○  (C)○  (D)○
  • (A)×  (B)○  (C)○  (D)×
  • (A)×  (B)×  (C)×  (D)○

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この過去問の解説 (3件)

01

A:× 鉄量は調製粉乳の方が多いです。
調製粉乳は母乳に近づけて作られていますが、それぞれの栄養素の量は調製粉乳が少し多いです。

B:○ 記述のとおりです。
牛乳は育児用ミルクのように加工が行われていなかったり、鉄やビタミン類も少なかったりするので、離乳食が順調に進まず、鉄の不足のリスクが高い場合などは、フォローアップミルクを使用します。

C:○ 記述のとおりです。

D:× 男性で450㎎、女性で400㎎で、50㎎の差があります。

よって正解は 4 です。

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02

正解は4です。

A 「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)において、13%で調乳した調製粉乳と同量の人乳を比較すると、鉄は調製粉乳の方が多いことがわかりました。

B 適切です。「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)において、フォローアップミルクは、必要に応じて(離乳食が順調に進まず、鉄の不足のリスクが高い場合など)使用するのであれば、9か月以降とするとされています。

C 適切です。「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、木綿豆腐は、100g 中に100mg 以上のカルシウムを含むので、日々の食事に上手に取り入れるようにするとされています。

D 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」において、1~2(歳)のカルシウムの推奨量(mg/ 日)は、男性450㎎、女性400㎎となっており、男性の方が少し多いです。

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03

正解は4です。

A × 不適切です。
「鉄は人乳のほうが多い」ではなく、鉄は、人乳より調製粉乳のほうに多く、人乳にはほとんど含まれていません。

B 〇 適切です。
「授乳・離乳の支援ガイド」は平成31年に改訂されています。改定後も同様です。

C 〇 適切です。
「日本食品標準成分表2010」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)によると、木綿豆腐は、100g 中に100mg 以上のカルシウムを含むので、日々の食事に上手に取り入れるようにします。

D × 不適切です。
1~2歳のカルシウムの推奨量は、男性女性とも同じではなく、男性(450㎎)のほうが女性(400㎎)より多いです。

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