保育士の過去問
平成28年(2016年)前期
保育実習理論 問155

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育実習理論 問155 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Fさん(学生、男性)は、児童養護施設で実習をしています。配属先の寮舎で生活するG君(小学4年生、男児)は、毎朝、Fさんの背中をげんこつで殴りながら「おはよう」と挨拶をします。G君に悪気はなく、むしろFさんに対して好意を抱いているようですが、Fさんはとても痛いのでやめてほしいと思っています。

【設問】
保育士をめざす実習生Fさんが取るべき対応として、最も適切でないものを一つ選びなさい。
  • G君に殴るのをやめるように伝える。
  • 担当職員にその出来事を話し、指示を仰ぐ。
  • G君がなぜ殴るのかについて考察する。
  • G君のFさんに対する好意の表れと捉え、そのまま我慢する。
  • G君になぜ殴るのかについて質問する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1 :〇
暴力はよくないことだと伝えます。

2 :〇
児童をよく知る担当職員から、アドバイスを受けます。

3 :〇
行動には理由があります。

4 :×
好意の表れだとしても、傷つく気持ちを隠していては、本児が人の気持ちやかかわり方を学ぶ機会をも奪います。

5 :〇
対話することで気持ちを知り、人との関わり方を考えることができます。

参考になった数7

02

正解は4です。

1 適切です。自分の思いを子どもに伝えることも大切です。

2 適切です。自分一人で対応することが難しい場合、担当職員に相談することが大切です。

3 適切です。子どもの抱える問題の背景などについて考察することは支援をするうえで大切です。

4 たとえ好意があったとしても「殴る」という行為は望ましくありません。我慢せず施設の職員に相談するなどしましょう。

5 適切です。答えてくれないこともありますが、なぜ殴るのかを聞くことも大切です。

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03

正解:4

我慢してしまうとやっていいんだと思ってしまい、他の人にも同じようにしてしまう可能性もあるため、我慢せずにやめるように伝えることが望ましいです。
やめないようであれば、担当職員に相談し指示を仰ぎます。

参考になった数3