保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
児童家庭福祉 問54
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 児童家庭福祉 問54 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、児童虐待防止についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 平成 26 年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は約8万9千件である。
- 「子ども虐待対応の手引き」(平成 25 年:厚生労働省)による児童虐待の分類は、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待の3種類となっている。
- 平成 26 年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数の中で、最も割合が多いものは心理的虐待、次いで身体的虐待となっている。
- 児童虐待の防止のための施策として、乳児家庭全戸訪問事業や養育支援訪問事業などが位置付けられている。
- 要保護児童対策地域協議会は、要保護児童の適切な保護を図るため、関係機関等により構成され、要保護児童及びその保護者に関する情報の交換や支援内容の協議を行う。
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この過去問の解説 (4件)
01
年々、児童虐待相談対応件数は増えています。
2.× 身体的虐待、心理的虐待、性的虐待のほかに、ネグレクトがあげられます。
3.○ 記述のとおりです。
心理的虐待が約4割をしめ、逆に性的虐待は2%程度です。
4.○ 記述のとおりです。
母親の悩みを聞いたりアドバイスするなどの支援が乳児家庭の孤立化を防ぎ、結果として虐待防止につながります。
5.○ 記述のとおりです。
よって正解は 2 です。
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02
○
その後も件数は増加し、平成28年度は約10万3千件です。
2 .
×
ネグレクトも加えた4種類です。
3 .
○
次に、ネグレクト、性的虐待と続きます。
4 .
○
訪問することで、漏れのない、きめ細やかな支援につなげています。
5 .
○
記述の通りです。
虐待防止には、早期発見とネットワークが必要です。
以上のことから、正解は 2 です。
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03
1 ○ 適切です。
児童虐待の件数は年々増加しています。平成29年8月1日の厚生労働省の発表によると平成30年度の相談件数は15万9850件(速報値)とこれまでで最高になっています。
2 × 不適切です。
「子ども虐待対応の手引き」では記述以外にネグレクトがあります。
3 ○ 適切です。
心理的虐待による相談件数は増加しています。
4 ○ 適切です。
産前産後の心身の不調や妊娠、出産・子育てに関する悩みを抱え、支援を必要としている家庭があります。
5 ○ 適切です。
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04
「子ども虐待対応の手引き」(平成 25 年:厚生労働省)による児童虐待の分類は、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクトの4種類となっています。
その他の記述は適切です。
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