保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
社会福祉 問66

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問題

保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会福祉 問66 (訂正依頼・報告はこちら)

次の用語は、相談援助の展開過程に関する記述である。A~Gを展開過程の順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  アセスメント(assessment)
B  インテーク(intake)
C  プランニング(planning)
D  モニタリング(monitoring)
E  インターベンション(intervention)
F  ターミネーション(termination)
G  エバリュエーション(evaluation)

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この過去問の解説 (3件)

01

相談援助の展開過程を正しく並べると下記の通りになります。

①インテーク
②アセスメント
③プランニング
④インターベンション
⑤モニタリング
⑥エバリュエーション
⑦ターミネーション

よって正解の組み合わせは、B → A → C → E → D → G →Fの3となります。



①のインテークとは、相談援助の場面において最初の「受け入れ」を意味します。すべてのケアワークはここから始まり、支援を必要とする本人や家族から、それぞれの事情、要望などを受ける場面です。

②のアセスメントとは、ケアプランを立てるために行う「情報収集」のことを意味します。相談者から情報収集をしながら相談者が抱える問題を明らかにしていきます。

③のプランニングとは、「計画」を意味します。アセスメントをうけて、そこで得た情報から具体的に相談者に対してどのような支援をしていくかという内容を検討してしていく過程です。

④のインターベンションとは、「働きかけ」を意味します。プランニングの過程で計画した内容を元に、実際に相談者に働きかけていく過程のことを指します。

⑤のモニタリングとは、「見直し」を意味します。支援計画がうまく遂行されているか、定期的に情報を集め、ときには計画を修正したりしながら、支援ネットワークを維持することを指します。

⑥のエバリュエーションとは、「振り返り」を意味します。計画していた期間の終わる頃に、支援の結果を評価・判断することです。

⑦のターミネーションとは、「終結」を意味します。援助を終結する最終段階のことで、相談者は援助によって得られた成果を維持するとともに、次の段階へと進む移行期でもあります。

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02

正解は3です。

A  アセスメント(assessment)は利用者の問題を把握し課題を整理・検討して事前評価を行うことを言います。
B  インテーク(intake)は面接担当者が利用者と面接を行い、ニーズを発見することを言います。
C  プランニング(planning)は利用者の援助計画の目標を設定することを言います。
D  モニタリング(monitoring)は実施された援助について、自己評価を行うことを言います。利用者からもニーズの充足度や満足度について評価を受ける必要があります。
E  インターベンション(intervention)は支援に介入し実施することを言います。
F  ターミネーション(termination)は支援の終了を言います。
G  エバリュエーション(evaluation)は支援が終わった後の自己評価のことを言います。

福祉の支援の展開はB → A → C → E → D → G →F の順に行われます。

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03

A  
事前評価。問題を把握し、課題を整理・検討する

B
受理面接。ニーズの発見

C  
援助計画。援助の方向性や内容を検討し、援助目標を設定する

D
実施された援助について、自己点検や自己評価を行う。利用者からもニーズの充足度や満足度について評価を受ける

E
介入。支援を実施する

F
終結

G
事後評価

B → A → C → E → D → G →F となりますので、正解は 3 です。

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