保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
社会福祉 問70
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会福祉 問70 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」(障害者総合支援法)に基づく自立支援給付制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 自立支援医療は、障害児も給付対象である。
B 障害支援区分の認定は、市町村が行う。
C 事業者には、全ての利用者に対して同一のサービス提供が求められる。
D 地域移行支援の給付対象は、入院している精神障害者に限られる。
A 自立支援医療は、障害児も給付対象である。
B 障害支援区分の認定は、市町村が行う。
C 事業者には、全ての利用者に対して同一のサービス提供が求められる。
D 地域移行支援の給付対象は、入院している精神障害者に限られる。
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )○
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )× ( B )× ( C )× ( D )○
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この過去問の解説 (3件)
01
障害者医療費公費負担は、身体障害者福祉法「更生医療」、児童福祉法「育成医療」、精神保健福祉法「精神通院医療費公費負担制度」と、個別の法律で規定されていましたが、障害者自立支援法の成立により、平成18年から一元化した新しい制度(自立支援医療制度)に変更されました。
B ○
市町村審査会の審査及び判定の結果に基づき、障害支援区分の認定をします。
C ×
利用者の障害や生活状況に応じた多様なサービスが求められます。
D ×
精神障害に限らず、障害者支援施設等に入所している人、精神科病院に入院している人などが対象です。
以上のことから、正解は 2 です。
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02
障がい児の自立支援医療は、18歳未満の児童で、身体に障害を有する者、または、現存する疾患が、当該障害または疾患に係る医療を行わないときは、将来において障害を残すと認められる方で、手術等によって障害の改善が見込まれる者が対象となっています。
Bの記述は適切です。
障害の支援区分の認定は、各市町村によって行われています。
Cの記述は不適切です。
利用者それぞれの状況に合わせて、それぞれのニーズに応じたサービスが必要となります。
Dの記述は不適切です。
地域移行支援の対象者は、障害者支援施設等に入所している障害者や、精神科病院に入院している精神障害者です。地域生活に移行する際の相談や支援等の援助を行います。
よって正解の組み合わせは2となります。
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03
A 適切です。平成18年に障害者自立支援法が成立し、障害児も自立支援医療の給付の対象になりました。
B 適切です。障害支援区分の認定は、市町村によって行われます。
C 全ての利用者に対して同一のサービスが行われているのではなく、利用者の障害や状況に合わせたサービスの提供や支援が行われます。
D 地域移行支援の給付対象は、入院している精神障害者だけではなく、障害者支援施設等に入所している人も給付対象になります。
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