保育士の過去問
平成28年(2016年)後期
社会福祉 問73
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問題
保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会福祉 問73 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、地域における関係機関および関係者の連携に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 個人情報取扱事業所は、あらかじめ本人の同意を得ないで個人データを第三者に提供してはならないが、人の生命、身体の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難な場合はこの限りではない。
B 医療サービスを提供する際は、福祉サービスその他の関連するサービスとの有機的な連携を図りつつ提供されなければならない。
C 市町村が作成した災害時の避難行動要支援者名簿について、原則本人の同意がなくても民生委員に提供できる。
D 学校、家庭、地域住民は相互の連携及び協力に努める。
A 個人情報取扱事業所は、あらかじめ本人の同意を得ないで個人データを第三者に提供してはならないが、人の生命、身体の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難な場合はこの限りではない。
B 医療サービスを提供する際は、福祉サービスその他の関連するサービスとの有機的な連携を図りつつ提供されなければならない。
C 市町村が作成した災害時の避難行動要支援者名簿について、原則本人の同意がなくても民生委員に提供できる。
D 学校、家庭、地域住民は相互の連携及び協力に努める。
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )○
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )× ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )× ( D )○
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この過去問の解説 (3件)
01
守秘義務の例外として、本人・第三者に及ぶ危害が極めて重大だと予測される場合、危害を起こす可能性が高い場合、守秘義務を破ることによって危害を予防できる場合などが考えられます。
B ○
医療、福祉、その他のあらゆる社会資源をネットワーク化し、サービスを提供します。
C ×
情報提供にはあらかじめ本人の同意が必要です。
D ○
あらゆる社会資源をネットワーク化し、地域福祉を充実させることが大切です。
以上のことから、正解は 1 です。
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02
「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」によると、人の生命、身体の保護のために必要がある場合、かつ本人の同意を得ることが困難な場合には、本人の同意なしで個人情報を取得することができるとされています。
Bの記述は適切○です。
関連するサービスとの連携を図ることで、より適切で充実した医療サービスを提供することができるようになります。
Cの記述は不適切×です。
避難行動要支援者名簿を消防、警察、民生委員・児童委員、区長などの地域で支援してくれる機関や人に提供するには、本人の同意が必要になります。
Dの記述は適切○です。
学校、家庭、地域住民は相互に連携協力していくことで、双方にメリットがあり、より充実したコミュニティが作られることにつながります。
よって正解の組み合わせは1となります。
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03
A 適切です。人の生命、身体の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難な場合において守秘義務を破ることができます。
B 適切です。医療サービスを提供する際は、福祉サービスその他の関連するサービスとの有機的な連携を図りつつ提供することが大切だと考えられています。
C 市町村が作成した災害時の避難行動要支援者名簿については原則本人の同意がないと第三者に提供することができません。
D 適切です。学校、家庭、地域住民は相互の連携及び協力に努めることが大切です。
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