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保育士の過去問 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問87

問題

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次の文は、乳幼児の心理学的実験装置の記述である。この装置を考案した人物として正しいものを一つ選びなさい。

断崖があるように見える実験装置で、乳幼児が奥行を知覚できるか明らかにするために開発された。その後、他の研究者によって、乳幼児がなじみのない場面に出会い、どのように振舞ってよいか分からないときに、他者の表情や態度を参考にする社会的参照を確かめる装置としても用いられた。
   1 .
ヴント(Wundt, W.)
   2 .
キャッテル(Cattell, J.M.)
   3 .
ハーロウ(Harlow, H.F.)
   4 .
ギブソン(Gibson, E.J.)
   5 .
ソーンダイク(Thorndike, E.L.)
( 保育士試験 平成28年(2016年)後期 保育の心理学 問87 )
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この過去問の解説 (4件)

24

奥行きの知覚や社会的参照を調べるための装置を考案した<ギブソン>が答えです。

選択肢1. ヴント(Wundt, W.)

ある刺激を被験者に与え、その反応を解析する<実験心理学>を提唱しました。今の心理学研究の基礎となるものです。

選択肢2. キャッテル(Cattell, J.M.)

実験心理学を踏まえて、反応時間や連想時間における個人差について研究をしました。

選択肢3. ハーロウ(Harlow, H.F.)

アガゲザルを用いて愛着行動について研究しました。

選択肢4. ギブソン(Gibson, E.J.)

奥行き知覚能力を測るためにウォークとともに視覚的断崖を考案しました。この装置によって1歳前後で社会的参照の力が発達することがわかりました。

選択肢5. ソーンダイク(Thorndike, E.L.)

猫を用いた実験で、試行錯誤学習を提唱しました。また発達段階や興味など学習に適した心身の準備についてレディネスと定義しました。

付箋メモを残すことが出来ます。
7

問題文の記述は、アメリカの心理学者「ギブソン」によって行われた「視覚的断崖」の実験についてです。

ギブソンは高床式の台にガラス板を張り、ガラスの下の床板が見えるようにし、中心から端に行くに連れてなだらかな坂を作りました。

そうすると、台の上を進んだ時に1メートルほど行った所でガラス板の下にある床板がなくなり、断崖絶壁に落ちてしまうかのような錯覚を起こしてしまう仕組みになります。

この実験で生後6ヶ月~12ヶ月の乳幼児を台に乗せたところ、ほとんどの子が断崖の所で立ち止まり恐怖を示したことから、乳幼児が奥行きを理解していることがわかりました。

選択肢1. ヴント(Wundt, W.)

ヴントはドイツの生理学者で、ある刺激を被験者に与えることにより、その反応を解析しました。このことを「実験心理学」と言い、現在の心理学研究の基礎となっています。

選択肢2. キャッテル(Cattell, J.M.)

キャッテルはイギリスの心理学者で結晶性知能と流動性知能の発見をしました。

選択肢3. ハーロウ(Harlow, H.F.)

ハーロウはアカゲザルの子を用いて実験を行い、子どもの成長には母親のぬくもり、愛着が必要であることを提唱しました。

選択肢4. ギブソン(Gibson, E.J.)

正解です。

選択肢5. ソーンダイク(Thorndike, E.L.)

ソーンダイクはアメリカの心理学者で、猫の問題箱という実験を行い、試行錯誤学習を提唱しました。

4

設問にあてはまる人物は、ギブソンです。

選択肢1. ヴント(Wundt, W.)

ヴントはドイツの心理学者で、『実験心理学の父』と称される人物です。

心理学が哲学的に考えられることに異を唱え、実験に基づく新しい学問分野としての心理学を成立させました。

選択肢2. キャッテル(Cattell, J.M.)

キャッテルはイギリスの心理学者です。

キャッテルは16パーソナリティ因子質問紙というテストを考案したことで有名です。

また、流動性知能と結晶性知能という2つの知能を提案した人物としても知られています。

選択肢3. ハーロウ(Harlow, H.F.)

ハーロウはアメリカの心理学者です。

霊長類の研究をしており、アカゲザルの仔と、人工の代理母を用いた実験を行ったことで有名です。

選択肢4. ギブソン(Gibson, E.J.)

正解です。

選択肢5. ソーンダイク(Thorndike, E.L.)

ソーンダイクはアメリカの心理学者です。猫を用いた「問題箱」の研究で有名で、試行錯誤を繰り返すことで学習が成立することを最初に示した人物です。

3

ギブソンは米国の心理学者です。

設問の実験装置は、「視覚的断崖」を指し、奥行き知覚能力の発達を検証するために開発されました。

台の床板部分がガラス張りになっていて、床板の模様が見えるようになっているのですが、その上を進むと、途中でガラス板の下にある床板がなくなり、視覚的には断崖絶壁で下に落ちてしまう錯覚を覚えるつくりとなっています。

その状況に際して、どのような反応をするかを確かめました。

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