保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
保育原理 問16

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)前期 保育原理 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

次のA~Dは保育所の園だよりに紹介された各年齢クラスの子どもの姿である。年齢の低い順に並べた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。


A  ままごとコーナーのガス台に鍋をのせ、料理を作って「はい、どーぞ」と鍋のままテーブルに出す。保育士が「お皿にいれてね」と伝えると、「いいよー」と盛り付ける。保育士が食べ終わってお皿を返すと、流しでスポンジを使い、ゴシゴシとお皿を洗うまねをする。

B  みんなで意見を出し合って当番活動を始める。ペアになった二人組で助け合いながら頑張る姿が見られる。氷鬼で走り回ったり、ドッジボールで思い切りボールを投げたり、一人縄跳びに挑戦したりしている。

C  保育士の押すベビーカーに乗って園庭を散歩したり、ゴザの上に座ったり、靴を履かせてもらい、保育士と手をつないで歩いたりしている。周囲に興味を示し、遊んでいる他の子たちの姿を目で追ったり、葉や砂に触れて「何かな?」という表情をする。

D  着替えが一人でできるようになり、はりきって自分で服を脱いだり着たり、たたんだりする。引き出しから服を出して、「どれにしようかな」「これすきなんだ」とお気に入りの服を選んで着替える。脱いだ服を汚れもの袋にしまうのも自分で頑張っている。
  • A → C → D → B
  • A → D → C → B
  • C → A → B → D
  • C → A → D → B
  • D → C → B → A

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は4です。

A ままごとなどの見立て遊びをし、その遊びを保育士と楽しむ姿は2~3歳頃の子どもにみられます。

B 友達と意見を出し合ったり、氷鬼などの集団遊びを楽しんだり、一人縄跳びなどの難しい運動に挑戦できるのは5歳頃です。

C 保育士の押すベビーカーに乗って園庭を散歩したり、ゴザの上に座ったり、靴を履かせてもらい、保育士と手をつないで歩いたりする姿は0~1歳によくみられます。

D 着替えが一人でできるようになり、はりきって自分で服を脱いだり着たり、たたんだりするなど身の回りのことが自分でできるようになるのは3~4歳頃です。

よって、C→A→D→Bの順になります。

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02

正解は4です。年齢の低い順に説明します。

C 1歳前後
 ベビーカーに乗って散歩、靴を履かせてもらう、保育士と手をつないで歩くなど、0~1歳前後の子どもの姿です。葉や砂に触れて「何かな?」という表情も意志表示の始まりです。

A 2~3歳
 おままごとの出来る年齢です。社会性はこの頃から発達していきます。

D 3~4歳
 一人で着替える、お気に入りの服を選ぶ、服をしまうなど、人の物と自分の物の区別をし、自分の出来る事は自分でやりたい気持ちも強くなります。

B 5歳以上
 友達と意見を出し合ってルールを決める、友達と協力するなど、役割分担の出来る年齢は5歳ぐらいからです。4歳頃までは、自分と友達の立場を混同しがちであるといわれています。

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03

正解 4
Bが明らかに年齢が一番高いこと、Cが一番年齢が低いことが、判断できれば正解できます。


「はい、どーぞ」「いいよー」とごっこ遊びを行っているので2歳ごろの姿です。


自分の役割を意識し、集団遊びや一人縄跳びに挑戦しているので5歳児ごろの姿です。


ベビーカーに乗って園庭を散歩している様子から0、1歳ごろの姿です。


衣服の着脱が一人でできるようになるのは、3歳ごろの姿です。

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04

正解は4です。

Cは0〜1歳児、
Aは2歳半〜3歳、
Dは3歳〜4歳、
Bは5歳ごろの様子です。

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