保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
社会福祉 問76

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)前期 社会福祉 問76 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、ソーシャルワークの実践に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。


A  ソーシャルワークの実践では、生活課題を抱える対象者と、対象者が必要とする社会資源との関係を調整する。

B  ソーシャルワークの実践は、対象者の課題解決や自立的な生活、自己実現、より良く生きることの達成を支える一連の活動をいう。

C  ソーシャルワークの実践では、対象者が必要とする社会資源がない場合、現状の社会資源に適合するように対象者を変えなければならない。

D  ソーシャルワークの実践では、同じような問題が起きないように、対象者が他の人々と共に主体的に活動することを側面的に支援することもある。
  • ( A )○   ( B )○   ( C )○   ( D )×
  • ( A )○   ( B )○   ( C )×   ( D )○
  • ( A )○   ( B )×   ( C )○   ( D )×
  • ( A )×   ( B )○   ( C )○   ( D )○
  • ( A )×   ( B )×   ( C )×   ( D )○

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この過去問の解説 (3件)

01

A.適切な記述です。

B.ソーシャルワークは人権と社会正義を大切にする考え方を言います。よってこの記述は正しいと言えます。

C.「対象を変える」ことはソーシャルワークの実践の考え方にはあてはまりません。ソーシャルワークの実践では「対象者が変わる」のではなく、社会や対象者を取り巻く環境を整えることを必要としています。

D.適切な記述です。

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02

正解2

A○
正しい記述です。

B○
正しい記述です。

C×
「対象者を変えなければならない」のではありません。社会や環境を整えていく必要があります。よって、誤った記述です。

D○
正しい記述です。

参考になった数7

03

解答. 2
( A ) ○です。
利用者の生活全体を理解し、専門的な技術により支援します。

( B ) ○です。
記述の通りです。
( C ) ×です。
対象者を「社会資源に適合するように変える」ことは、
ソーシャルワークの実践に沿った考え方ではありません。
対象者の視点から、問題解決ができるよう支援する必要があります。
( D ) ○です。
記述の通りです。

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