保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
子どもの保健 問108

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)前期 子どもの保健 問108 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、乳幼児の夏の過ごし方の留意点に関する記述として不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。


A  外遊びは、朝の涼しい時間帯や、日陰で行うのがよい。

B  こまめな水分補給は、熱中症の予防になる。

C  日射しが強い時の外遊びでは、白色系の素材の衣服は避けるようにする。

D  冷房や扇風機の風が、十分に子どもにあたるよう配慮する。
  • A、B
  • A、D
  • B、C
  • B、D
  • C、D

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

A 〇 適切です。
外遊びは、朝の涼しい時間帯や、日陰で行います。帽子や、遮光ネット、緑のカーテンなど、利用します。

B 〇 適切です。
1度に大量の水分よりも、こまめな水分補給のほうが、熱中症の予防になります。

C × 不適切です。
黒色は熱を吸収しやすいので、日射しをはね返すのは白色系が適しています。

D × 不適切です。
冷房や扇風機の風を直接当てると体調を崩す可能性があるので、直接当たらないように配慮しなければいけません。

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02

解答は5です。

1、適切
 夏の日中は日差しが強くなるため、外遊びをする時には日差しが強くなる前の涼しい時間帯にするか、直接日が当たらない日陰で行うように配慮します。

2、適切
 厚生労働省が発表している熱中症対策のガイドラインでも、水分補給は小まめにするように推奨されています。乳幼児は遊びに熱中したりすると水分補給を忘れがちになるため、保育者が小まめに促す必要があります。

3、不適切
 白色系の衣類と比較して、黒色系の衣類は熱を吸収しやすい傾向があります。日差しが強い時には白色系で薄手のものを着せるようにします。

4、不適切
 乳幼児は体温調節機能が未熟です。熱がこもりやすく、冷えにも敏感です。冷房機器を使用するときには、子どもたちを冷やすのではなく、その空間を過ごしやすい温度に保つことがポイントです。

参考になった数4

03

正解は5です。

A 適切な記述です。夏の外遊びは、朝の涼しい時間帯や日陰を選ぶようにします。ただし、気温が高すぎる日は熱中症の予防のため控える方が良いでしょう。

B 適切な記述です。熱中症を予防するためには、こまめな水分補給が重要です。

C 白色の服は、日光を跳ね返す作用を持っています。逆に黒色の服は日光を吸収する作用を持っています。外遊びの時は白系統の服を選ぶと良いでしょう。

D 冷房や扇風機の風に直接当たると、必要以上に子どもの身体が冷えてしまい、体調を崩す原因にもなります。冷房や扇風機の風が直接身体に当たらないよう、環境を整えることが大切です。

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