保育士の過去問
平成29年(2017年)前期
子どもの食と栄養 問123
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)前期 子どもの食と栄養 問123 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、糖質に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A エネルギー源として利用され、1gあたり4kcalを供給する。
B 摂取後すぐに利用されない糖質は、肝臓や筋肉においてグリコーゲンや脂肪に変化してエネルギー貯蔵物質として蓄えられる。
C 血液中のブドウ糖濃度はホルモンにより調節され、一定の濃度に保たれている。
D 乳糖は、フルクトースとガラクトースが結合した二糖類である。
A エネルギー源として利用され、1gあたり4kcalを供給する。
B 摂取後すぐに利用されない糖質は、肝臓や筋肉においてグリコーゲンや脂肪に変化してエネルギー貯蔵物質として蓄えられる。
C 血液中のブドウ糖濃度はホルモンにより調節され、一定の濃度に保たれている。
D 乳糖は、フルクトースとガラクトースが結合した二糖類である。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )○
- ( A )○ ( B )× ( C )× ( D )○
- ( A )× ( B )× ( C )○ ( D )×
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この過去問の解説 (3件)
01
A、〇
糖質は体の主要なエネルギー源です。消化・吸収されて血液と一緒に体内を巡ります。体の中で1グラムあたり4kcalのエネルギーになります。同じエネルギー源でも脂質やたんぱく質に比べ、すばやく使えることが特長です。
B、〇
糖質の摂取量が必要量よりも多くなると、一部は肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されます。
ただしこの量には限度があり、過剰に摂取した糖質は脂肪として脂肪組織に蓄積されるため、糖質の過剰摂取は肥満の原因となります。
C、〇
血液中のブドウ糖濃度とは血糖値のことを指します。ブドウ糖の濃度を調節するホルモンとはインスリンのことで、通常食物を摂取して血糖値が上がるとすぐに膵臓から分泌されます。
D、×
乳糖はブドウ糖(グルコース)とガラクトース(単糖類の一種)が結合した二糖類です。小腸でラクターゼという消化酵素によって分解・吸収されます。
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02
A 〇 適切です。
糖質とたんぱく質は4kcal、脂質は9kcal、です。
B 〇 適切です。
摂取後すぐに利用されない糖質は、肝臓や筋肉においてグリコーゲンや脂肪に変化してエネルギー貯蔵物質として蓄えられます。
C 〇 適切です。
血液中のブドウ糖濃度はホルモンにより調節され、一定の濃度に保たれています。
D × 不適切です。
乳糖(ラクトース)は、ブトウ糖(グルコース)とガラクトースが結合したものです。
フルクトース(果糖)もガラクトースも、単糖の一種です。
「ショ糖」はブドウ糖と果糖が結合したもの
「麦芽」はブドウ糖とブドウ糖が結合したもの
です。
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03
A 適切です。糖質はエネルギー源として利用され、1gあたり4kcalを供給します。
B 適切です。摂取後すぐに利用されない糖質は、肝臓や筋肉においてグリコーゲンや脂肪に変化してエネルギー貯蔵物質として蓄えられます。
C 適切です。血液中のブドウ糖濃度は血糖値のことを指し、ホルモンにより調節され、一定の濃度に保たれています。
D 乳糖は、ブトウ糖(グルコース)とガラクトースが結合したものです。
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