保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
教育原理 問28
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 教育原理 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、文部科学省による「教育指標の国際比較」( 平成25( 2013 )年版 )に示されたある国の学校制度についての記述である。どの国の記述か、正しいものを一つ選びなさい。
・就学前教育について、幼稚園は満3歳からの子どもを受け入れる機関であり、保育所は2歳以下の子どもを受け入れている。
・初等教育は、基礎学校において4年間( 一部の州は6年間 )行われる。
・中等教育は、生徒の能力・適性に応じて、ハウプトシューレ( 卒業後に就職して職業訓練を受ける者が主として進む。5年制 )、実科学校( 卒業後に職業教育学校に進む者や中級の職につく者が主として進む。6年制 )、ギムナジウム( 大学進学希望者が主として進む。8年制又は9年制 )が設けられている。
・就学前教育について、幼稚園は満3歳からの子どもを受け入れる機関であり、保育所は2歳以下の子どもを受け入れている。
・初等教育は、基礎学校において4年間( 一部の州は6年間 )行われる。
・中等教育は、生徒の能力・適性に応じて、ハウプトシューレ( 卒業後に就職して職業訓練を受ける者が主として進む。5年制 )、実科学校( 卒業後に職業教育学校に進む者や中級の職につく者が主として進む。6年制 )、ギムナジウム( 大学進学希望者が主として進む。8年制又は9年制 )が設けられている。
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この過去問の解説 (4件)
01
ドイツの学校制度の記述です。
「ハウプトシューレ」や「ギムナジウム」「初等教育4年」といったキーワードから「ドイツ」と判断します。
海外の初等教育の年数について…
イタリアは、5年
スウェーデンは、6年
デンマークは、9年
オランダは、8年
です。
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02
この教育システムについては、およそ10歳で能力・適性に応じて選別するシステムとも言われ、多くの批判もあるシステムです。
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03
問題文の記述はドイツの学校制度についてです。
ドイツは、初等教育が4年行われた後、中等教育で、生徒の能力・適性に応じて、ハウプトシューレ( 卒業後に就職して職業訓練を受ける者が主として進む。5年制 )、実科学校( 卒業後に職業教育学校に進む者や中級の職につく者が主として進む。6年制 )、ギムナジウム( 大学進学希望者が主として進む。8年制又は9年制 )が設けられています。そのため、10歳には将来の進路を選択しなければいけないため、批判的な意見も多くある教育システムです。
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04
記述はドイツのものです。
この教育制度では、6歳で初等教育が開始され、
卒業する10歳には将来の進路を判断せねばならず、
批判的な意見も見られます。
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