保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
社会的養護 問39
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 社会的養護 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設で実習をしているGさんは、保育士と他職種の連携について知ることを目的に、ある職員からその職員の業務内容の説明を受けました。下記はその内容です。
「私の業務内容は、入所児童の早期の退所を促進し、親子関係の再構築等を図れるようにすることです。そのために児童相談所と密接に連絡を取り合って連携をします。保護者に対しては、電話、面接等により児童の早期家庭復帰、里親委託等を可能とするための相談援助等の支援を行います。」
【設問】
この職員の職名として、最も適切なものを一つ選びなさい。
【事例】
児童養護施設で実習をしているGさんは、保育士と他職種の連携について知ることを目的に、ある職員からその職員の業務内容の説明を受けました。下記はその内容です。
「私の業務内容は、入所児童の早期の退所を促進し、親子関係の再構築等を図れるようにすることです。そのために児童相談所と密接に連絡を取り合って連携をします。保護者に対しては、電話、面接等により児童の早期家庭復帰、里親委託等を可能とするための相談援助等の支援を行います。」
【設問】
この職員の職名として、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 家庭支援専門相談員
- 里親支援専門相談員
- 心理療法担当職員
- 個別対応職員
- 母子支援員
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この過去問の解説 (3件)
01
2の里親支援専門相談員は、里親に対する研修や相談対応などを行うことで里親を支援し、施設と里親を繋ぐ職種です。
3の心理療法担当員は、虐待を受けた児童や心的外傷のある親子の心理療法的支援を行う職種です。
4の個別対応職員は、虐待を受けた児童や愛着障害のある児童に対する個別支援を行う職種です。
5の母子支援員は、母子生活支援施設で支援を行う職種です。
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02
問題文は、「家庭支援専門相談員」の業務内容です。ファミリーソーシャルワーカーともいわれます。
2 里親支援専門相談員
里親支援ソーシャルワーカーとも呼ばれます。
児童相談所の職員や地域の里親会等と連携して、里親の開拓や里親に対する研修、里親家庭の相談対応など、里親を支援し施設と里親をつなぐ役割を果たします。
3 心理療法担当職員
虐待を受けた児童、DV等の心的外傷のある親子に心理療法で支援します。
4 個別対応職員
虐待を受けた児童、愛着障害のある児童などに対して、集団措置では対応しきれない部分を個別にケアします。
5 母子支援員
母子生活支援施設で母親に対する就労支援や、子育てに関する相談に対応します。
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03
記述は①家庭支援専門相談員のものです。
②里親支援専門相談員
里親支援ソーシャルワーカーとも呼ばれます。
里親支援の推進及び、里親支援の充実を図ることを目的に、
里親への研修、対処児童のアフターケアなどを行います。
③心理療法担当職員
虐待などにより心的外傷をおった子どもを対象に心理療法を行い、
子どもたちの心のケアを行います。
乳児院や児童養護施設などに配置されます。
④個別対応職員
虐待された子どもや母親に対するケアを、個別に行う職員です。
児童養護施設、乳児院、児童心理治療施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設に、
配置されています。
⑤母子支援員
母子に対する生活支援を行う職員です。
母子生活支援施設に配置されます。
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