保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
子どもの食と栄養 問124

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 子どもの食と栄養 問124 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「日本人の食事摂取基準( 2015年版 )」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  栄養素の推定平均必要量とは、当該集団に属するほとんどの人( 97~98% )が充足している量をいう。
B  栄養素の耐容上限量は、生活習慣病の二次予防を目的として設定された。
C  栄養素の目安量は、生活習慣病の一次予防を目的として、日本人が当面の目標とする指標である。
D  エネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標として、体格( BMI )を採用している。
※ 「日本人の食事摂取基準」は、2020年版が最新です。「日本人の食事摂取基準」は5年毎に改定されています。
この設問は、2017年に出題された設問になります。
参考情報
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:×  C:×  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 5

A ×です。
推定平均必要量とは、当該集団に属する人々の50%が必要量を満たすと推定される1日の摂取量です。問題文は、推奨量になります。
❝平均❞という文字に注目してください。平均なので50%です。
 推奨量がほとんどの人、推定平均必要量は50%と覚えましょう。

B ×です。
 耐容上限量とは、健康上悪影響を及ぼす危険のない、習慣的な摂取量の上限です。この量以上に食べ続けると、危険だということです。サプリメントなどの過剰摂取を避けるために作られたものです。

C ×です。
 目安量とは、科学的な根拠が十分ではない場合に、当該集団に属する人々がある一定の栄養状態を維持するのに十分な量です。科学的な根拠はないが、あくまで「目安」として、これくらいは摂取したほうがよい、ということで「目安量」です。
 
 問題文は目標量になります。生活習慣病を予防するために、目標としたい量なので、「目標量」です。


D ○です。
 その通りです。ちなみにBMIは、「体重(kg)÷ 身長(m)の2乗」 で求めます。


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02

「5」が適切です。

A:×栄養素の推定平均必要量とは、当該集団に属するほとんどの人「50%」が充足している量です。
  
B:× 栄養素の耐容上限量は、様々な原因による栄養の過剰摂取を防ぐ目的としています。

C:× 栄養素の「目標量」は、生活習慣病の一次予防を目的として、日本人が当面の目標とする指標です。

D:○ 適切です。

参考になった数1

03

正解は5です。

A 栄養素の推定平均必要量とは、当該集団に属する人々の「50%」が充足している量を言います。

B 栄養素の耐容上限量は、健康上悪影響を及ぼす危険のない、習慣的な摂取量の上限のことを言い、サプリメントなどの過剰摂取により健康状態に障害が起こることを防ぐために作られました。


D 適切です。

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