保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
子どもの食と栄養 問131

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問題

保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 子どもの食と栄養 問131 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、子どもの発育・発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  第一発育急進期とは、主に乳児期をさす。
B  第二発育急進期とは、主に思春期をさす。
C  思春期には、男女ともに性腺が著しく発達し、第二次性徴が出現する。
D  摂食障害は、思春期の女子に初発することが多い。
E  思春期女子では月経による失血により、溶血性貧血を起こしやすい。
  • A:○  B:○  C:○  D:○  E:×
  • A:○  B:×  C:×  D:○  E:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×  E:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×  E:×
  • A:×  B:×  C:×  D:×  E:○

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この過去問の解説 (3件)

01

乳児期の急速な身体成長を、第一発育急進期といい、
思春期の急速な成長を、第二発育急進期といいます。
また、思春期の性的な成熟を第二次性徴といいます。

「摂食障害」は、「拒食」と「過食」に大別されますが、どちらも90%が女性と言われています。思春期には「思春期やせ症」とも呼ばれる心身症が発症しやすいです。

思春期女子が起こしやすいのは、月経などの失血による「鉄欠乏性貧血」です。

参考になった数12

02

「1」が適切です。

A:○ 正解です。第一発育急進期とは、主に乳児期をさします。
 
B:○ 正解です。第二発育急進期とは、主に思春期をさします。 

C:○ 正解です。思春期には、男女ともに性腺が著しく発達し、第二次性徴が出現していきます。
 
D:○ 正解です。過度なダイエットなどが原因です。適度な食事や運動を続けることが大切です。

E:× 思春期女子は、溶血性貧血ではなく「鉄欠乏性貧血」を起こしやすいです。
(参考)月経に伴う場合以外にも、思春期に多い過度なダイエットや健康ではない食事内容が原因とされています。

参考になった数8

03

正解は1です。

A 適切です。第一発育急進期とは、主に乳児期をさします。

B 適切です。第二発育急進期とは、主に思春期をさします。

C 適切です。思春期には、男女ともに性腺が著しく発達し、「声変わり」「月経」などの第二次性徴が出現します。

D 適切です。摂食障害は、「拒食」と「過食」に別れますが、どちらの症状も女性に多くみられる傾向があります。

E 思春期女子では月経による失血により、「鉄欠乏性貧血」を起こしやすくなります。

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