保育士の過去問
平成29年(2017年)後期・地域限定
子どもの食と栄養 問137
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問題
保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 子どもの食と栄養 問137 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、学童期の心身の特徴と食生活に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 「平成28年度学校保健統計」( 文部科学省 )によると、学童期後半の男児では、肥満傾向児が1割程度である。
- 小児期におけるメタボリックシンドロームの診断基準が文部科学省から発表されている。
- 小児期メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲を必須項目としている。
- 「平成27年度食育白書」( 農林水産省 )によると、朝食欠食と学力には関連があると言われている。
- 就寝時刻が遅くなると、朝食欠食になりやすい。
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この過去問の解説 (3件)
01
学童期後半の男児では、1割程度が肥満傾向です。
2 不適切です。
メタボリックシンドロームの診断基準は、厚生労働省から発表されています。厚生労働省は、こうした健康・保健関係の資料を多く発表しています。文部科学省は、教育関連の統計をつかさどる機関です。
3 適切です。
メタボリックシンドロームの診断基準は、腹囲を必須項目としています。
4 適切です。
毎日朝食を食べる子どもほど、学力が高い傾向にあります。
5 適切です。
就寝時間が遅くなると、夜食を摂取しやくすくなり、結果、朝食時に食欲不振を招きます。
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02
1.正解です。
2.文部科学省ではなく、厚生労働省です。
(参考)小児期の肥満は、成人肥満に移行しやすいので注意しましょう。
3.正解です。
(参考)メタボリックシンドロームと診断するには、腹囲・脂質・血圧・血糖の2つ以上が該当する場合になります。
4.正解です。
5.正解です。
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03
メタボリックシンドロームの診断基準は大人、小児ともに「厚生労働省」より発表されていますので、問題文の記述は誤りです。
その他の記述は適切です。
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