保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
保育原理 問9
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育原理 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【Ⅰ群】及び【Ⅱ群】は、「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」の一部である。【Ⅰ群】の記述に続くものを【Ⅱ群】の記述から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 子育て等に関する相談や助言に当たっては、
B 地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、
C 子どもの利益に反しない限りにおいて、
【Ⅱ群】
ア 保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。
イ 保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重すること。
ウ 子どもの福祉を重視すること。
エ 子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。
オ 子どもと保護者の安定した関係に配慮して、保護者の養育力の向上に資するよう、適切に支援すること。
【Ⅰ群】
A 子育て等に関する相談や助言に当たっては、
B 地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、
C 子どもの利益に反しない限りにおいて、
【Ⅱ群】
ア 保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。
イ 保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重すること。
ウ 子どもの福祉を重視すること。
エ 子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。
オ 子どもと保護者の安定した関係に配慮して、保護者の養育力の向上に資するよう、適切に支援すること。
- ( A )ア ( B )エ ( C )イ
- ( A )イ ( B )エ ( C )ア
- ( A )イ ( B )オ ( C )ウ
- ( A )ウ ( B )オ ( C )ア
- ( A )オ ( B )エ ( C )ア
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この過去問の解説 (3件)
01
A 『子育て等に関する相談や助言に当たっては、』の続きは『保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重すること。』が入ります。
B 『地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、』の続きは『子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。』が入ります。
C 『子どもの利益に反しない限りにおいて、』の続きは、『保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。』が入ります。
保育所保育指針第6章「保護者に対する支援」ですが、2020年現在は第4章「子育て支援」となっています。
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02
A.イ です。
「(1) 保育所の特性を生かした子育て支援 ア 」に、「保護者に対する子育て支援を行う際には、各地域や家庭の実態等を踏まえるとともに、保護者の気持ちを受け止め、信頼関係を基本に、保護者の自己決定を尊重すること」とあります。
条文にもあるように、まずは、保護者との信頼関係の構築に努め、保護者の気持ちを受け止めた上での助言が求められます。
B.エです。
「(2) 子育て支援に関して留意すべき事項 ア 」に、「保護者に対する子育て支援における地域の関係機関等との連携及び協働を図り、保育所全体の体制構築に努めること。」と記されています。
C.アです。
「(2) 子育て支援に関して留意すべき事項 イ 」に、「子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーを保護し、知り得た事柄の秘密保持を行うこと。」とあります。
子どもと同時に、保護者のプライバシーの保護も記されていますが、虐待が疑われる場合など、子どもの利益に反する際は、躊躇なく関係先に連絡しなければなりません。
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03
A 子育て等に関する相談や助言に当たっては、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重すること。
B 地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。
C 子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。
例えば、虐待が疑われる場合などは、プライバシー保護よりも、子どもの利益を優先し、通報する義務があります。
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