保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
教育原理 問25

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 教育原理 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A  玉川学園の創始者。『全人教育論』を著し、労作教育をとり入れた。
B  石門心学の創始者。『都鄙問答』を著し、町人への実践哲学を説いた。
C  能役者、謡曲作家。『風姿花伝』において年齢段階の特質に応じた心や稽古のあり方を説いた。

【Ⅱ群】
ア  小原國芳
イ  羽仁もと子
ウ  世阿弥
エ  石田梅岩
  • ( A )ア  ( B )ウ  ( C )エ
  • ( A )ア  ( B )エ  ( C )ウ
  • ( A )イ  ( B )ア  ( C )ウ
  • ( A )イ  ( B )ウ  ( C )ア
  • ( A )エ  ( B )ア  ( C )ウ

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この過去問の解説 (3件)

01

答え. 2番です。

A. 全人教育論=ア 小原國芳
小原國芳は玉川大学の創立者で、「全人教育」の提唱者です。
主な著書に「全人教育論」「教育の根本問題としての宗教」などが、あります。

B. 都鄙問答=エ 石田梅岩
石田梅岩は、商人でした。
「学問は心を知ることから始まる」と「都鄙問答」の冒頭で述べています。
主な著書に、「都鄙問答」「斉家論」があります。

C. 風姿花伝=ウ 世阿弥
世阿弥は、父・観阿弥とともに能楽を大成した人物です。
「初心忘るべからず」など、数々の名言を残しています。
主な著書に「風姿花伝」「花鏡」があります。

羽仁もと子は、日本初の女性ジャーナリストで、「婦人之友社」の創業者です。
著書に「羽仁もと子著作集」があります。

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02

正解は2です。

・Aは「小原國芳」についての説明です。小原國芳は玉川大学の創立者で、『全人教育論』を著し、労作教育をとり入れた人物です。彼は『全人教育論』の中で、真・善・美・聖を「絶対価値」とし、健・富を「手段価値」し、それらを統合した人間を「全人」と位置づけました。

・Bは「石田梅岩」についての説明です。石田梅岩は、石門心学の創始者であり、『都鄙問答』を著し、町人への実践哲学を説いた人物です。『都鄙問答』は江戸時代中期に成立した心学運動の経典と言われる書物です。

・Cは世阿弥についての説明です。世阿弥は、能役者、謡曲作家で、『風姿花伝』において年齢段階の特質に応じた心や稽古のあり方を説いた人物です。

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03

歴史的な学校や教育者の思想、著書は押さえておく必要があります。

正解は2。
(A:ア B:エ C:ウ)

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