保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
社会的養護 問37
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会的養護 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、ある児童福祉施設の内容に関する記述である。これらすべてに該当する施設種別として正しいものを一つ選びなさい。
・対象となる児童は、家庭環境、学校における交友関係その他の環境上の理由により社会生活への適応が困難となった児童である。
・医師、心理療法担当職員、児童指導員、保育士、看護師、個別対応職員、家庭支援専門相談員、栄養士を置かなければならないとされている。
・児童の家庭の状況に応じ、親子関係の再構築等が図られるように家庭環境の調整を行わなければならないとされている。
・対象となる児童は、家庭環境、学校における交友関係その他の環境上の理由により社会生活への適応が困難となった児童である。
・医師、心理療法担当職員、児童指導員、保育士、看護師、個別対応職員、家庭支援専門相談員、栄養士を置かなければならないとされている。
・児童の家庭の状況に応じ、親子関係の再構築等が図られるように家庭環境の調整を行わなければならないとされている。
- 児童養護施設
- 児童自立支援施設
- 児童心理治療施設
- 児童発達支援センター
- 障害児入所施設
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この過去問の解説 (3件)
01
ただし、心理療法が必要と思われる児童及び保護者が10名以上の場合は、乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設、児童自立支援施設にも配置義務が生じます。
1:×
2:× 児童自立支援施設では、児童自立支援専門員、児童生活支援員の配置が必要です。
3:○
4:×
5:×
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02
問題文は児童心理治療施設の説明です。
児童心理治療施設は、家庭環境、学校における交友関係その他の環境上の理由により社会生活への適応が困難となった児童を対象とし、治療や支援を行う施設です。
以下は補足です。
1 児童養護施設は、虐待などにより家庭で生活を送ることが困難な児童を養護し、支援や相談を行う施設です。また、入所児童だけでなく退所児童へも自立の相談や支援を行います。
2 児童自立支援施設は、不良行為を行ったり、そうなる恐れのある児童を養護し、生活指導や自立支援を行う施設です。
4 児童発達支援センターは、障害児施設のうちの一つであり、発達障害などの障害を抱えた子どもの日常生活における基本的な動作の指導、自活に必要な知識技能の付与、または集団生活適応のための訓練やび治療を行う施設です。
5 障害児入所施設は、知的障害などの障害を抱えた子どもが入所する施設で、日常生活の指導、自活に必要な知識の付与を行います。福祉サービスを行う「福祉型」と福祉サービスと合わせて医療ケアが必要な方のための「医療型」の2つの形があります。
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03
問題文は、「児童心理治療施設」のものです。
1 . 児童養護施設
対象となるのは、乳児を除いた保護者のいない児童(ただし、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、乳児を含む。)、虐待されている児童その他、環境上養護を要する児童です。
それらの児童を養護し、合わせて退所した者に対する相談や自立のための支援を行います。
2 . 児童自立支援施設
対象となるのは、不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により、生活指導等を要する児童です。
入所、又は保護者の下から通わせ、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、自立を支援します。
また、合わせて退所したものについて、相談や援助を行います。
3 . 児童心理治療施設
問題文の通りです。
4 . 児童発達支援センター
障害児施設のうちの一つです。
日常生活における基本的な動作の指導、自活に必要な知識技能の付与、または集団生活適応のための訓練やび治療を行う施設です。
5 . 障害児入所施設
障害児を入所させ、障害児の保護や、日常生活の指導、自活に必要な知識の付与を行う施設です。
福祉型と医療型があります。
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