保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
社会的養護 問38
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会的養護 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、「乳児院運営指針」の一部として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 日常の養育において「担当養育制」を行い、特別な配慮が必要な場合を除いて、基本的に入所から退所まで一貫した担当制とする。
B 施設の備品である玩具、食器、戸棚などは措置費で購入しているため、入所児童には自分の所有物という認識を持たせず、共有のものとして利用させる。
C 個々の乳幼児の発達状況や個性に配慮し、専門的視点から遊びの計画や玩具を用意し、遊びを通じた好奇心の育みや身体機能の発達を支援する。
D 施設は集団での生活であり、自立を目指しているため、日課で決められた食事の時間内に残さず食べることができるように訓練する。
A 日常の養育において「担当養育制」を行い、特別な配慮が必要な場合を除いて、基本的に入所から退所まで一貫した担当制とする。
B 施設の備品である玩具、食器、戸棚などは措置費で購入しているため、入所児童には自分の所有物という認識を持たせず、共有のものとして利用させる。
C 個々の乳幼児の発達状況や個性に配慮し、専門的視点から遊びの計画や玩具を用意し、遊びを通じた好奇心の育みや身体機能の発達を支援する。
D 施設は集団での生活であり、自立を目指しているため、日課で決められた食事の時間内に残さず食べることができるように訓練する。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )○
- ( A )× ( B )× ( C )× ( D )○
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この過去問の解説 (3件)
01
B:× 施設で購入した備品でも、食器などは共有にせず個人で分けて使うことが望ましい。
C:○ 記述の通りです。
D:× 食べ方や食べるペースは個人差が大きいため、個々人に合わせて食事を進めることが望ましいです。
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02
A 適切です。乳児期は特定の養育者との愛着関係が必要とされています。そのため、乳児院では「担当養育制」を取り入れ、担当職員との愛着関係を形成できるようにします。
B 施設の備品である玩具、食器などは「自分のもの」と子どもが認識し、安心して使用できるよう個人で分けることが大切だとされています。
C 適切です。個々の乳幼児の発達状況や個性に配慮し、専門的視点から遊びの計画や玩具を用意し、遊びを通じた好奇心の育みや身体機能の発達を支援します。
D 施設は集団での生活ですが、食事のペースなどは個人差があるため、一人ひとりに合わせ進めることが望ましいです。
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03
「乳児院運営指針」は、乳児院における養育・支援の内容に関して定めたものです。
乳児院には、乳児院で生活する子どもたちを保護するとともに、地域社会に、養育のモデルを示せる水準が求められています。
すべて、「乳児院運営指針 第Ⅱ部 各論 1 養育・支援 」に記載があります。
A.○です。
「 (1) 養育・支援の基本 ①」に記載されています。
条文の通りです。
B.×です。
「 (1) 養育・支援の基本 ②」に記載されています。
他の児童と区別された「自分のもの」と言える玩具・食器・衣類・戸棚・など個別化を図るよう配慮が求められています。
C.○です。
「 (5) 発達段階に応じた支援 ②」に記載されています。
条文の通りです。
D.×です。
「 (2) 食生活 ②」に記載されています。
成長には個人差があるため、発達に応じた量や時間の間隔、排気のさせ方などの援助方についてマニュアル化を行い、施設内で共通理解を持つとともに、乳幼児のその日の体調に応じて、個別に対応することが求められています。
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