保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
児童家庭福祉 問43
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 児童家庭福祉 問43 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、母子生活支援施設についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
- 1997( 平成9 )年の「児童福祉法」改正で、施設の目的に「入所者の自立の促進のためにその生活を支援すること」を追加し、施設種別の名称が変更された。
- 母子が一緒に生活しつつ、共に支援を受けることができる児童福祉施設である。
- 厚生労働省によると、2016( 平成28 )年10月1日現在、全国に232箇所が設置されており、3,300世帯が入所していた。
- 「児童養護施設入所児童等調査結果( 平成25年2月1日現在 )」( 厚生労働省 )によると、母子生活支援施設入所世帯の母親の半数以上は就業していたが、就業している母親のうち「常用雇用者」は15%
- 「児童養護施設入所児童等調査結果( 平成25年2月1日現在 )」( 厚生労働省 )によると、母子世帯になった理由としては「死別」が最も多く、次いで「離別」、「未婚の母」であった。
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この過去問の解説 (3件)
01
「母子生活支援施設」は、「配偶者のない女子、又はこれに準ずる事情にある女子、及びその者の看護すべき児童」を、
入所させ保護を行います。
また、自立促進のために生活を支援し、合わせて退所した者について相談・その他の援助を行うことを目的としている施設です。
また、「児童養護施設入所児童等調査」は、
ファミリーホーム・児童養護施設・児童心理治療施設・児童自立支援施設・乳児院・母子生活支援施設・児童自立生活援助事業を利用している児童、保護者の実態を調査し、
要保護児童の福祉増進のための資料を得ることを目的に、5年に1回実施されています。
ちなみに、実施日は2月1日です。
1. ○です。
設問の通りです。
2. ○です。
設問の通りです。
3. ○です。
設問の通りです。
4. ○です。
設問の通りです。
5.×です。
調査結果を見ると【1位離別・2位未婚の母】の順です。
最新の調査(平成30年実施)でも、変わりません。
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02
1 適切です。1997( 平成9 )年の「児童福祉法」改正で、施設の目的に「入所者の自立の促進のためにその生活を支援すること」を追加し、施設種別の名称が変更されました。
2 適切です。 施設名の通り、母子生活支援施設は、母子が一緒に生活しつつ、共に支援を受けることができる児童福祉施設です。
3 適切です。厚生労働省によると、2016( 平成28 )年10月1日現在、全国に232箇所もの母子生活支援施設が設置されており、3,300世帯が入所していました。
4 適切です。「児童養護施設入所児童等調査結果( 平成25年2月1日現在 )」( 厚生労働省 )によると、母子生活支援施設入所世帯の母親の半数以上は就業していたが、就業している母親のうち「常用雇用者」は15%となっています。
5 「児童養護施設入所児童等調査結果( 平成25年2月1日現在 )」( 厚生労働省 )によると、母子世帯になった理由としては「離別」が最も多く、次いで「未婚の母」となっています。
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03
1:○
2:○
3:○
4:○
5:× 母子世帯になった理由の一位が「離別」、二位が「未婚」、三位が「死別」です。
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