保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
児童家庭福祉 問54
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 児童家庭福祉 問54 (訂正依頼・報告はこちら)
次の図は、「平成27年度福祉行政報告例」において報告された、市町村において保育所を経路とした児童虐待相談の対応件数における相談種別の割合を示したものである。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【語群】
ア 身体的虐待
イ 性的虐待
ウ 心理的虐待
エ 保護の怠慢・拒否(ネグレクト)
※ 児童虐待相談の対応件数、相談種別の割合などに関する情報は年々変化していますので、常に最新の情報を参照するようにしてください。
この設問は、平成30年(2018年)に出題されたものです。
- ( A )ア ( B )イ ( C )ウ ( D )エ
- ( A )ア ( B )ウ ( C )イ ( D )エ
- ( A )ア ( B )エ ( C )ウ ( D )イ
- ( A )ウ ( B )イ ( C )エ ( D )ア
- ( A )ウ ( B )エ ( C )ア ( D )イ
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この過去問の解説 (3件)
01
B:保護の怠慢・拒否は長期間食事を与えない、風呂に入らせない、排せつの世話をしないなどの行為が含まれます。
C:心理的虐待は児童に対する暴言や、児童の前で配偶者に対して暴力をふるうなどの行為が含まれます。
D:性的虐待が当てはまります。
正解は、3です。
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02
A→ア.身体的虐待
身体的虐待による怪我により発見されやすいです。傷を不審に思った保育所や病院からの通報もあります。
B→エ.保護の怠慢・拒否
ネグレクトは養育すべき物が食事や衣服などの世話を怠ったり、無視をすることです。身体的虐待と同じで体臭や衣服の汚れ、給食中の様子などから発見できることがあります。
C→ウ.心理的虐待
心理的虐待は子どもに対する言葉の暴力いわゆる暴言だけでなく、父親による母親への暴力を見ることもこれに該当します。見た目では分かりませんが、表情が乏しかったり友達への言葉遣いで判明することもあります。
D→イ.性的虐待
性的虐待は子どもへの性交だけでなく、子どもに性器や性交渉を見せることも含みます。本人が他人になかなか言いにくかったり、幼いと虐待だと自分で気づいていないことも多く、比率は低くなっています。
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03
A:ア)身体的虐待
身体的虐待は外傷が残りやすく、第三者にも発見されやすいため報告が多くなされる傾向にあります。
B:エ)保護の怠慢・拒否(ネグレクト)
保護者がすべき監護を放棄している状態です。長期的に食事を与えない、お風呂に入れないなど身の回りの世話を放棄している場合です。
C:ウ)心理的虐待
児童に対する暴言をはじめ、児童の前で配偶者に対する暴力・夫婦喧嘩をすることも間接的な心理的虐待に当てはまります。心理的苦痛を感じている児童は潜在的に多くいるとされていますが、客観的に発見されにくく、相談件数は、身体的虐待・ネグレクトに続く第三位となっています。
D:イ)性的虐待
児童に対する性的暴行、児童のまえでの性的行動を含みます。相談しにくい行為が故に、相談件数も少ないと言えます。
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