保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
社会福祉 問64

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問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会福祉 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、子どもの貧困問題への対応に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「生活困窮者自立支援法」は、生活困窮世帯の子どもやその保護者に対して包括的な支援を行う自立相談支援事業を規定している。
B  「生活困窮者自立支援法」は、生活困窮者である子どもに対する学習支援事業を都道府県等の任意事業としている。
C  「生活困窮者自立支援法」は、経済的に厳しい状況におかれたひとり親家庭等に対して一時的に家事援助、保育等のサービスが必要になった際に、家庭生活支援員を派遣するなどの日常生活支援事業を規定している。
D  「母子及び父子並びに寡婦福祉法」は、ひとり親家庭の子どもの生活の向上を図るための事業として、生活に関する相談に応じ、又は学習に関する支援を行うことができると規定している。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )×

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この過去問の解説 (3件)

01

解答は2です。

Aー◯
B-〇
C-×
 生活困窮者自立支援法では問題文A・Bの内容については書かれていますが、Cのような日常生活支援事業については規定されていません。
 日常生活支援事業についてはDに書かれている「母子及び父子並びに寡婦福祉法」に規定されています。

D-〇
 問題文にあるようにひとり親家庭の子どもはもちろん、保護者も含めひとり親家庭全体の福祉を図ることを目的として規定されました。

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02

正解は2です。

生活困窮者自立支援法では自立相談支援事業、住居確保給付金の支給、就労準備支援事業、一時生活支援事業、家計相談支援事業、学習支援事業などが行われています。

よってA,Bは適切です。

C × 不適切です。
Cの記述は「母子及び父子並びに寡婦福祉法」による「母子家庭等日常生活支援事業」に当たります。これは一時的に介護や保育などのサービスが必用な母子及び父子家庭に家庭生活支援員を派遣し、必要な介護、保育を行う事業です。

D ○ 適切です。

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03

A,B,D ○です。

C ×です。家庭生活支援員の派遣は、日常生活支援事業によるもので、「母子及び父子並びに寡婦福祉法」で規定されています。

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