保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
社会福祉 問65
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会福祉 問65 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、地方公共団体の社会福祉相談支援機関に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「社会福祉法」に定められている福祉事務所は、都道府県、市( 特別区を含む )、町、村に、必ず設置されなければならない。
B 「児童福祉法」に定められている児童相談所は、児童養護施設の入所に関する措置権限をもった機関である。
C 「知的障害者福祉法」に定められている知的障害者更生相談所では、発達障害者に交付する精神保健福祉手帳申請の判定を行っている。
D 「売春防止法」に定められている婦人相談所は、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律( DV防止法 )」の配偶者暴力相談支援センターとしての機能も果たしている。
A 「社会福祉法」に定められている福祉事務所は、都道府県、市( 特別区を含む )、町、村に、必ず設置されなければならない。
B 「児童福祉法」に定められている児童相談所は、児童養護施設の入所に関する措置権限をもった機関である。
C 「知的障害者福祉法」に定められている知的障害者更生相談所では、発達障害者に交付する精神保健福祉手帳申請の判定を行っている。
D 「売春防止法」に定められている婦人相談所は、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律( DV防止法 )」の配偶者暴力相談支援センターとしての機能も果たしている。
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )○
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )×
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )× ( D )○
- ( A )× ( B )× ( C )○ ( D )○
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この過去問の解説 (3件)
01
B ○です。児童相談所は、都道府県から委任される形で、「子どもの権利擁護のため、一時保護等の措置を行う権限が付与されている」と規定されています。
C ×です。知的障害者更生相談所では、18歳以上の知的障害者に対する療育手帳の判定・交付は行っていますが、発達障害者に交付する精神保健福祉手帳申請の判定は行っていません。
D ○です。婦人相談所は、配偶者暴力相談支援センターとしての機能も果たしています。
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02
A × 不適切です。
福祉事務所は社会福祉法の規定により、都道府県・市・特別区に設置義務があります。町村は任意設置です。
B ○ 適切です。
児童相談所は児童に関する相談、調査、判定、一時保護を行い、児童養護施設への措置権限を持ちます。
C × 不適切です。
精神保健福祉手帳申請の判定は都道府県、政令指定都市の精神保健福祉センターが行っています。また知的障害者と判定された人には療育手帳が交付されます。
D ○ 適切です。
婦人相談所は都道府県に設置が義務付けられています。
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03
Aー×
厚生労働省ホームページを参考に解説します。
福祉事務所とは、社会福祉法第14条に規定されている「福祉に関する事務所」をいい、福祉六法に定める援護、育成又は更生の措置に関する事務を司る第一線の社会福祉行政機関です。
都道府県及び市(特別区含む)は設置が義務付けられており、町村は任意で設置することができます。
B-〇
児童相談所は問題文にあるような権限はもちろんですが、子どもの福祉を図り、子どもの権利を守ることを主たる目的とした行政機関です。
C-×
知的障害者更生相談所では、精神保健福祉手帳の申請の判定は行っていません。
D-〇
内閣府男女参画局ホームページを参考に解説します。
婦人相談所は売春防止法第34条オに基づき、各都道府県に必ず1つ設置されています。
元々は売春を行うおそれのある女子の相談・指導・一時保護を行う施設でしたが、平成13年4月に成立した配偶者暴力防止法により、配偶者暴力相談支援センターの機能を担う施設の1つとして位置づけられました。
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