保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
社会福祉 問66

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会福祉 問66 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、公的年金保険制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  1961( 昭和36 )年の国民年金の創設によって、自営業者なども年金制度の対象に加えられ、国民皆年金が整えられた。
B  国民年金制度の被保険者は、18歳以上65歳未満の者である。
C  公的年金制度の年金給付の種類には、老齢基礎年金、老齢厚生年金、障害基礎年金、障害厚生年金、遺族基礎年金、遺族厚生年金等がある。
D  公的年金制度は、社会保険方式によって国民に対して所得保障を行う制度の一つである。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )○
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

A ○です。20歳以上60歳未満のすべての人が公的年金制度の適用を受けている状況を、国民皆年金といい、1961年から制度が始まりました。

B ×です。前問の解説のとおり、20歳以上60歳未満を被保険者としています。

C ○です。年金には「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」があり、それぞれに「基礎」部分と「厚生年金」部分があります。

D ○です。「老齢年金」は年老いて働けなくなった時、「障害年金」は障害によって働けなくなった時、「遺族年金」は収入を得ていた人が亡くなってしまった時、に給付されるものであり、そのような人たちが貧困に陥らないよう、所得補償を行う制度のひとつです。

参考になった数44

02

解答は3です。

 日本年金機構ホームページを参考に解説します。

A、〇
 問題文の通りです。

B、×
 国民年金制度の被保険者は、原則として20歳以上60歳未満です。

C、〇
 年金は国民年金、厚生年金、共済年金の3つに大きく分類されています。
 問題文にある「基礎年金」は国民年金のことです。
 厚生年金は、厚生年金保険の適用を受ける会社に勤務する人が加入する年金で、基礎年金にプラスして受けることになります。

D、〇
 公的年金制度は、年老いたときやいざという時の生活を、働いている世代みんなで支えようという考えで作られた仕組みです。
 Bでも解説したように、20歳~60歳を対象として加入は国民の義務となっています。

参考になった数8

03

正解は3です。

公的年金制度は高齢、障害、死亡などにより、所得がなくなったり、減額した場合に、生活を安定させるためのものです。
被保険者は20歳以上の国民です。

よってA、C、Dは適切です。

参考になった数1